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【ヒゲのおめがね本#4】今日からしつけをやめてみた

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【ヒゲとめがねおめがね本】とは、ヒゲめがねが読んできた本の中から「これは人にお勧めしたいな」と思えたものを紹介していくシリーズ。ヒゲめがねの本の紹介が、皆さんの世界が拡がる何かしらのきっかけになったら嬉しいです。

今回ご紹介するのは、コチラ。気になった方は、ぜひお手に取って読んでみて下さい。

【概略】
親なら誰しもがぶつかるであろう「子供のしつけどうするんだ問題」に対して、著者の経験も踏まえながら『しつけなんて思い切ってやめちゃえー、貴方が全うな大人なら、子供も全うに育つから大丈夫!ガハハ』っと豪快に笑い飛ばしてくれる一冊。

しつけは、大人が扱いやすい子供にするための「調教」の側面が強い。子供の為と言いながら、子供の子供らしい言動を許容せず、大人の都合で叱りつけてませんか?という投げかけにはハッとさせられます。

子育て・躾に悩んでいる方に、ぜひ読んで頂きたい。読了後には、きっと肩の荷が下りたような爽快感を感じられるはず。おすすめです!


【本文メモ】

・こどもは本能と感性とで生きている動物みたいなもの。動物だから調教すれば芸はできるようになる。ただ、芸は出来ても、子供の「心」は置き去りにされている事実を忘れてはならない。

・しつけは、子供の心と身体の準備ができ始めてから、順次やっていけば良い。準備が整う前から「調教」しても、納得感の無いまま、自分を押し殺した「芸」が身に付くだけ。ごめんなさいと言えば解放してもらえるという上っ面な条件反射としての「芸」でしかない。

・子供の成長には順序がある。①自分自身の気持に気付ける。/②相手の気持ちにも気付ける。/③相手の気持ちを汲んだ行動ができるようになる。この順序をすっ飛ばして、相手のことを思って行動させようとしても無理。子供の気持ちを尊重し、子供が自分の気持ちを理解できることをサポートする。

・幼児期は、やってみようと思う気持に蓋をせず、好奇心・探究心を育てるべし。自分のやりたいに気付き、それを実行することで、自分軸が培われる。逆に幼児期のやりたいを抑圧し、ママの「いい子だね」を求めるようになると、他人の評価ばかりが気になる子に育ってしまう。扱いやすいのは、言うことを聞く良い子なんだろうけど、貴方が育てたいのはそういう子なのだろうか?

・しつけで子供を変えようとするから、親も子もストレスがたまる。子供には子供として生きる権利がある。子供の子供らしさを封じ込めて、しつけで変えようとするのではなく、大人が工夫してあの手この手を使って、しつけが理解できるようになるまでの数年間を乗り越えましょう。

・自分自身が本当に本当に大事にして欲しいと思っていることは、何かを考えよう。なんとなく世間が良しとしている価値観をよく考えずに自分の価値観だと盲信してないか。世間の常識でもって、あれもこれもどれもそれもとギャースカ言わずに、自分の大切なことに絞って、拘って伝えてみよう。

・三つ子の魂百までというのは、しつけの話では無く、魂の話。その子の魂が、3歳までにどれだけぬくもったかということ。無条件に与えられる安心感が貯金のように心に積み立てられ、その人の魂を一生支えてくれる。

・少子化で子供の数が大人に対して圧倒的に少なくなってしまったこともあってか、多数派であるオトナの都合が最優先され、子供の本来の姿は全否定されている。子供が子供であることを認めない、それが今の社会。もっと子供の子供らしさを寛容する社会にしませんか?そのためには、まずあなた自身が子供に寛容になりましょう。

・2~3歳児は、まだ胃も小さく直ぐにお腹が膨れる反面、すぐにお腹がすく。食事中に立ったり、座ったりを繰り返すのは、動物的である用事にしてみたら、当たり前の行為。

・あなたのために頑張って作ったのにという想いが強ければ強いほど、食べて貰えなかった時のイライラが増す。でも、そのイライラって、誰のためのイライラなんだろう?

・食育の悪。食べなくても、食べムラがあっても、死なない。生きるために最低限必要な栄養は子供達も勝手に摂る。子供の食べたいように任せてみてたら。

・大人は裁判官になるのではなく、通訳になるべし。子供は自分の気持ちを上手に言葉にすることができない、そんな時に子供の気持ちを大人が代弁して、抱きしめてあげる。

・人の本質として”征服欲”というものがある。その征服欲を自分自身気付かぬうちに、服従せねば生きていけない子供を相手に満たそうとしてしまっている。まず、そのことを知っておく。

・兄弟げんかの仲裁をしない。仲裁をすると、親はどっちの味方につくか、そのことだけが子供達の記憶に残る。子供にとって兄弟は、親の気を取り合うライバル。

・上の子、甘えたいのに甘えられない。下の子、自分だって頼られたい、期待されたい。

・反抗は、ママの一方的な命令には従いません。僕の意見も聞いて下さい、合図。自我が育っている証拠。いつもお母さんの言うとおりに動く子の方が、自我が育ってないと心配になる。

・癇癪を起こしたら、そっとその場を離れて、冷却期間を設ける。ぬいぐるみを叩くことを否定しない。人では無く、ぬいるぐるいみで良かったじゃないかと思う。

・子供はあなたの家来でも部下でもペットでもない。親の思い通りに動く子を育てることが、子育ての目標では無いはず。どうしてもあなたがして欲しいことがあるなら、命令ではなく、お願いだから○○して下さいとお願いしましょう。

・親からのNOのカードは安売りしない。子供に譲るべきところは進んで譲る。譲っている中で、NOを言うから効き目がでる。

・一生のうちで、おそらく一番かわいい幼児期の育児を「しつけ」に振り回されるなんてもったいない。肩の荷を下ろして、思う存分に子供のかわいい盛りを楽しもう。

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2020年6月長野県佐久穂町にIターンし「カレー屋ヒゲめがね」を開業。家族とゆったりと暮らすべく、営業は週3ランチのみ。人生100年時代における生き方の1事例として発信できるよう、日々奮闘中。 https://lifeshiftjapan.jp/interview/6833/