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2018から2019へ。ニースで年越し

ずっと上げ忘れていた、前回の年越し。
昨年は南仏のニースでのんびり過ごしました。温暖な気候と美しい海と空。
夏は本当に人で溢れるんだろうな、と想像に難くないビーチが続く街です。

海沿いには遊歩道があり、散歩をしたりジョギングをしたり海を眺めたり…。
混雑というほどの人の多さではないので、のんび〜り穏やかな時間が流れています。

ニースから美しい景色を眺めながらバスに小一時間も乗っていれば、モナコに着きます。
途中、美しい村としても有名な箇所を通るので、そこを経由するのも良さそう。

そしてモナコと言えばカジノ!タックスヘイブン!グレースケリー!そしてモナコGP!!

公道がサーキットになるモナコGP、そのコースを辿りながらブラブラ。
アイアンマンや007やらでもお馴染みのカジノやホテルを横目に、散策を続けます。
やはりブイブイ走る車を多く見かけました。旦那さんはレースのこともよく知っていて、あのコーナーで誰々がどうのこうのと蘊蓄を聞かせてくれましたが、私はだうにおじさんやダニクレがここに…とお得意の妄想で楽しんでいましたよ。

もちろんプライベートクルーザーで訪れる富豪も珍しくないです。
そうそう、モナコはEUでは無いのですがユーロが使えますし、ニースからの移動でパスポートチェックが入ることもないです。
私はモナコの入国スタンプが欲しかったので、ツーリストインフォメーションに立ち寄って貰いました! カジノ近辺のオフィスで無料で押してくれます。

散策した後はモナコ海洋博物館へ。水族館エリアと博物館エリアがあるようですが、水族館のみ行きました。

建物は海に面した高台にあり、建物自体の重厚さもあり景色がとても良いです。
展示内容は、水族館好きの私が正直にいえば、あまり特筆する事が無いふつうの展示です。
熱帯魚、淡水魚、エビ、クラゲ…

でもこれって水族館大国の日本にいたから、こう思っちゃうんだろうな。あまり行った事が無い・小さなお子様には楽しめると思います。マニアックさやレアさを求めたり、大型の海洋生物が好きな人には物足りないかも。
日本の水族館の多さと展示されている生き物の多様さ・珍しさって本当に凄い。

ミュージアムショップにあるオリジナルグッズや海モチーフのアイテムは素敵でした!
什器も凝ってる〜!

モナコで食べた美味しかったもの。ホタテのグリル。
ホテルのレストランを予約していきましたが、気持ちのいいテラス席で頂けました。

ニースでのディナーは予約が必要なブイヤベースをいただきました。
レストランへ行く日の午前中に「今から仕込むけど、今晩来るよね?」みたいな確認電話がレストランからあったので、少なくとも6、7時間かけて作られている超濃厚ブイヤベース。

見た目はスゴイwですが、ほんっっっとこれマジでヤバかったです。コースの一品なのでこれが出てきた頃には腹6分くらいになってたのが悔しい…「おかわりもあるよ!」って言うてくれたんですが、満腹すぎて…タッパーに詰めて持って帰りたかった!

あと何でもない、地元の人行くようなほぼテイクアウト専門みたいな小さなピザ屋で買ったクアトロフォルマッジョが衝撃的なおいしさでした。
チーズ好きなので日本いた頃も、ドイツへ来てからもあちこちで食べてるんですが、驚きの旨さ。しかも安かった。確か6ユーロとか。小さいサイズでも27センチくらいあるのがヨーロッパなのですが、一人で食べてしまった。
店の名前もわからないのですが、このピザとブイヤベースのためにまた行きたいくらいです(笑)

スイス行った時も感じたのですが、ある水準以上の物価の国や滞在するコストがかかるエリア(ホテル)は、それに見合う客層が多いせいか、サービスのレベルはもちろんのことゲスト同士も気持ち良く過ごせることが多いと感じました。(挨拶だったり譲り合いだったり)
スタッフ相手に無駄にゴネる人や、行儀の悪い人が圧倒的に少ないです。
日本では特に意識しなかった事ですが、海外は安全をお金で買うという面が少なからずあるので、そういう意味でも無駄な課金では無いな、と。

冒険好きとしては安定感のあるホテルばかりで物足りない気がしなくも無いですが、旅先での撮影不快な思いは普段より割り増しで記憶に残ってしまうし、盗難や事故・事件に巻き込まれてからでは遅いですもんね。
海外旅行をする時の激安・低価格は魅力的ではありますが、それに伴うリスクはしっかりと認識しておきましょう〜!

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