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僕がラグビーを続ける理由

こんばんわ。東根市ラグビーフットボール協会の保科です。

高校からラグビーを始めて今年で20年くらいになります。高校、大学、社会人、タグラグビー と色んなカテゴリーでラグビーに関わってきましたが、改めて私がラグビーに関わる理由について書いてみたいと思います。


運動が苦手だった少年時代

小学校、中学校、僕は運動が得意ではありませんでした。得意ではないから、好きでもありませんでした。だから運動が得意な同級生を遠くで見ているような感じで、何か学校の代表になれるような足の速さや、他の何かは全くありませんでした。小学校、中学校では野球をしていましたが、高校でこのスポーツはやれないなーと思っていました。部活は自分なりに頑張ったつもりでも、地区大会で一回戦敗北でしたしね。。。(泣)

ラグビーに興味を持ったきっかけw

そんな僕がラグビーに興味を持ち出した理由は、私の従姉妹のお姉ちゃん(6歳上)がラグビー部の彼氏がいたことがきっかけです(笑)少年時代の私たち兄弟のピラミッドの頂点にいた姉ちゃんに彼氏ができて、その相手がラグビーしてる人。。。ラグビーってなんだ??と言うのがきっかけです。

その頃に見たラグビーは大学選手権で、早稲田や明治の試合だっただと思います。早稲田は体が小さくて、明治はでかいみたいな印象がありました。見ているだけでやったことはないけど、何か闘争本能のようなものだけはあった少年だったので(笑)、その闘いを見て余計にラグビーに興味が湧いてきて、やったことはないけどラグビー部のある高校に進学しよう!って思い始めた中学3年生のはじめ頃でした。

最初はラグビー部の強い高校に行こうかなと思ってましたが、先生に相談したら、先生が卒業した高校にもラグビー部があるからそっちに行ったらどうだと言われたのがきっかけで山形の南の方にある高校に行きました。

あっという間の3年間でしたが、高校卒業時点で思ったことは、、、、

「ラグビーめっちゃ面白い」→「大学でもラグビーするぞ!」ってことでした。

ラグビーがめっちゃくちゃ面白いと言うことを高校時代で知ってしまった。。。

これは僕の人生で大きなターニングポイントでした。


何が面白かったのか

それはラグビーが究極のチームプレーのスポーツであったからです。

高校1年当時の私は実は51キロしかありませんでした(・Д・)

上述しましたが、運動神経のないガリガリの高校生。ただ負けん気が強かっただけです。

ラグビーは15人でやるスポーツで、入学当時、私の他にも同級生が14人いました。背の高い子から、背の小さい子、太っている子まで、色んな個性を持ったチームメイトがいました。正直他の運動部に行かないでラグビー部に来る子供たちですから、運動能力はお世辞にも高くはありませんでした。だけどそれぞれの持っている個性を活かすと自分たちより大きい相手、足が早いにも勝ってしまうんですね。一人一人の能力だけではない、チームがリンクした時の一体感が物凄く他のスポーツよりもあって、ギリギリの試合で勝った時なんか涙が出るほど嬉しくなったことを覚えてます。

自分の能力はよくわかっていました。足は早くないし、体は大きくない。それでもグランドできることはたくさんあって、それでチームに貢献できれば、勝利につながればすごく嬉しい。自分自身トライを取ることよりも、自分のパスがトライにつながった時、タックルしてピンチを救った時が一番自分自身満足感があり、自分のプレーがチームのみんなに喜んでもらえるのがとても嬉しかったです。

つまり、「運動神経が良い人=良いプレイヤー」ではなく、「自分の役割を必死にやる・チームのため頑張れる人」だったのも、身体能力に恵まれていない私にも「楽しい!」と感じる理由の一つだったと思います。

そして、もう一つ。

ラグビーをしてから「スポーツするのが楽しい」と思えるようになったんです。ラグビー以外のスポーツをやると、前よりもうまくなっているような気がして、楽しいんです。

それはなぜか。

ラグビーは、例えるとバスケットしながらサッカーして、さらにレスリングをしているようなものなので、様々スポーツを同時にやっているような感じなんですね。結果、色んな状況判断能力が発達して、これまでそんなに上手じゃなかったスポーツも、ラグビーの感覚を当てはめると、できてしまうという不思議なことが起こったのでした。

これは素晴らしいことだと思います。

実際に私たちがタグラグビーを教えてきた子供たちでも運動能力が上がった子たちがたくさんいます。

体育の授業でも、いつも運動が得意じゃないという子ほど、タグラグビーでは活躍しています。

それを見るととっても嬉しい気持ちになります。


「ラグビー楽しい」です。


そして「運動が好きになる」、今はこれを多くの人、子供たちに伝えたいですね。


私がラグビーを続けている理由です。












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