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「お好み焼き」

私は今、実家で両親と3人で住んでいます。
だいたい月に一回ぐらい夕食にお好み焼きを食べます。食卓にプレートを置いて、その上で焼いて食べます。

そこで毎回気になるというか、腹が立つことがあります。
お好み焼き自体は好きなのでいいのですが、プレートでお好み焼きを焼き終えた時、父がお好み焼きにソースとマヨネーズ、鰹節、青のりをかけようとします。すると母が、「ソースとか青のりは小皿にとって各々が好きつけたらいいでしょ」と少し半ギレで言います。
それを言われた父も半ギレで「え?でもプレートの上で乗せた方が良くない?」と答えます。
何回かそのやりとりをした後、母の意見が通り、それぞれ小皿にとってソースや青のりをのせます。
それでも父はプライドがあるのか、こだわりがあるのかプレートの端っこの方で自分が食べる分だけソースや青のりなどをかけています。

正直私は先にソースを付けようが後につけようがどっちでもいいのですが、なにが腹立つかと言うと、このやりとりを毎回、同じテンション、同じ熱量でやるからです。

月に一回のお好み焼きでは必ず私の前でこのやりとりがおこなわれます。お好み焼きを食べるのとこのやりとりはセットのようになっていて、映画を見る前の「NO MORE映画泥棒」ぐらい毎回見せられます。
「いや、そのやりとり前にも見たわ!」と私が言えばいいのですが、なんだか怖くて言えません(笑)。
2人が1ヶ月前にやったこのやりとりを全く覚えていないのも怖いですが、毎回このやりとりをやって必ず母の意見の方が通るのもなんだか怖いと思ってしまいます(笑)。

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