情報を取る力<看護師編>

はじめに

この記事を読んでいる方の多くは看護師として働いてる方でしょう。

この記事を買ってくださった方の中にはきっと病棟でうまくいかなかったり、仕事で悩んでいるから答えを探してこの記事を買ったのでしょうね。

私は偉そうに情報を取る力! なんて記事を書いて100円頂いていますが私の看護師としての実力は吐いて捨てるほどいるレベルでこれまで順調に看護師をやってきた人間ではありません。(その話は「いっぱい転職した看護師の話」参照:アマゾンkindleストアにて発売中)

なぜそんなどこにでもいるような看護師がこの記事を書いたのかというかとリーダー業務をやっていく中で仕事ができる看護師、仕事ができない看護師がわかるようになってきました。その中で仕事ができない看護師を見ていると昔の不器用な私を見ているようで懐かしくなるのです。

下手くそで看護の端っこも知らなくて、でも自信だけは富士山のように高くて、コミュニケーション能力が低くて、人の気持ちがわからなくて。あの頃の私は必死にもがいていました。何度も看護師を辞めようと思ったし、実際に違う分野の仕事に就職しようかなと思って専門学校の見学に行ったくらいです。

そんな私でもこうやって看護師を続けてこれたのは周りの人に人知れず支えられていたからなのです。私が気がつかないように支えてくれて、教えてくれてリーダー業務までできるようになったのです。

昔の私のように仕事がうまくいかなくて、真面目にやってもレベルが上がらなくて、色々なことに苦しんでいる方の中で情報を取れるようになりたい! と思っている方のヒントになればと思いこの記事を書かせて頂きました。

この記事で得たお金は文献や体験を買って再び何か違う記事にすることで還元させて頂きます。宜しくお願い致します。

目次

はじめに
<情報の取り方>
1動いている時も情報を取る
2情報を取る眼
3情報を取るには体力がいる
4情報を取るための行動を考える
<情報の使い方>
1情報を元に仮説を立てる
2仮説を立てられなかったら相談する
3相談をすることは情報を得ることである
4優先順位を考えてスケジュールを立てる
5情報を元に行動する、そしてまた新たな情報を得る
おわりに


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<情報の取り方>**

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1動いている時も情報を取る**

電子カルテだけで情報を取り行動している看護師は看護の質が低いです。理由としては電子カルテだけの情報では情報の質が低く患者さんに合った看護を提供するには不十分だからです。

患者さんの元に行くこと、患者さんと話すこと、回診につくこと、患者さんの家族と話すこと。**行動の1つ1つが情報収集なのです。
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私がリーダーをしている時はなるべく患者さんの元に挨拶へ行くようにしています。挨拶した時に患者さんの言動、症状はないか、点滴の内容、点滴が終わる時間、尿量チェックしている患者さんは量が記載されているか等、全身全力で観察して情報を取ります。

それらを元に患者さんが今どうして欲しく何が必要なのか、現在の問題はなにかということを電子カルテから取った情報に繋げて行動を起こします。

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