夜勤の朝の7時とコンビニの店員と


朝起きると午前6時になっていた。眠たい頭を起こして歯を磨き顔を洗って少し作業をする。作業がひと段落着くと喉の渇きを感じたのでお茶を買うために近くのコンビニへと向かった。



時間は朝の7時になっておりレジには列ができている。私は買い物カゴに2Lペットボトルのお茶を詰めてレジに並んだ。



今は夜勤でいえば検温なり採血なり食事の準備なりで忙しい時間帯だ。私が働く病棟でも忙しなく看護師たちが走り回っているだろう。夜勤の朝の7時は眠いし体の披露はピークに達しているし、けれどやることが多くて忙しくきつい時間帯だ。病棟のスタッフに頑張れ、と念を送っていると1人で会計をさばいている男性店員の姿が眼に入った。きっとあの男性店員もコンビニで夜勤をしていたのだろう。



私は男性店員の気持ちを想像してみる。あの男性店員も披露がピークに達しているのかもしれない。私はコンビニで働いたことはないが朝は私のように朝ごはんを求める客が多くレジにはカゴに沢山品物を詰めた客の列が出来ている。ふと耳をすませば揚げ物が挙げられるちりちりという音が聞こえてくる。揚げ物をさばき、列に並ぶ客をさばき、その他の対応を1人でさばかないといけない。もしかしたらあの男性店員は披露の影響で眠くて仕方がないのかもしれない。私が想像できないような大変さがきっとある。私は手早く会計を済ませてコンビニを出た。朝一生懸命働くコンビニの男性店員に「頑張れ」と念を送りながら。


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