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衣類乾燥機を買ったけど今まで確実に人生損してた

3ヶ月ほど前に衣類乾燥機を買った。

Panasonicで乾燥機だけ単体のやつだ。我が家は同じくPanasonicの縦型洗濯機を使っているのでそうした。

毎度のことながらPanasonicというのは本当にすばらしいメーカーで、白物家電を作らせたら右に出るものはいない。

例にもれず今回もPanasonicで揃えたわけだが、なんと洗濯機に直接つけられる乾燥機用の台がある。

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ちょうどこんな感じだ。

そう、足元のスペースを消費しない。あまりにも素晴らしすぎる。

ちなみに写真の奥に見えている給湯器とのクリアランスは2cm程度だが、衝突することがない。こんな高い位置に片持ちで回転体があるというのに、このレベルで揺れが少ないのは驚異的だ。
(当初もっと離して設置していたが、想像以上に揺れなかったのでギリギリを攻めた)

ドラム式洗濯機よりも単独タイプのがいい

衣類乾燥機というと多くの人がドラム式の洗濯乾燥機を想像すると思う。

しかし、今回私が買ったような単独タイプの乾燥機のほうがなんだかんだ優れている気がしている。

・値段が安い
・乾燥機に衣類を残した状態で次の洗濯が開始できる
・乾燥機にかけたくない洗濯物の選別が楽

順に紹介していこう。

まず、なんといっても安価だ。それでいて構造もシンプルだから壊れにくく、10年くらいは楽勝で使える。

対してドラム式の洗濯乾燥機はとにかく高い。

価格を見ると「えっ、正気?」と言いたくなるレベルだ。

もちろん、ドラム式には洗濯機の機能もついているが、そもそも縦型の洗濯機は安価であり、洗濯機含みのトータルで見ても価格感は一気に落ちる。

さらには別々であるゆえに一度に大きな出費だとキツいという場合にも、先に洗濯機だけ買うという選択肢を取る余地がある。

スタンドも忘れてはいけないが、これも1万円もせず買うことができる。先述の通り安定感も抜群だ。

乾燥機に衣類を残した状態で次の洗濯が開始できるというのも地味によい。

さっさと取り出してたためばいいじゃないかと思うかもしれないが、こちとら洗濯物を干すのさえ面倒くさがっているのだ。

しかも小さい子供がいたりすると、あらゆることはなかなか思い通りにいかず、すぐには動けなかったりすることもしばしば。

別々だからこそ、すぐに取り出さなくてもよいのはメリットだろう。

最後に、乾燥機にかけたくない洗濯物の選別が楽というメリットもある。

乾燥機にかけたら縮んでしまったり、シワになりやすかったりする衣類はどうしても存在する。

とくに女性ものの服はそうだろう(ちなみに妻や娘の服と違い、私の服はすべて乾燥機にかけられている)。

そんなとき、別置きの乾燥機だからこそ、取り逃しなく楽に選別ができる。

ドラム式の場合、絡まった洗濯物の中から頑張って取り出す必要が出てくるためそうはいかないだろう。別置き型なら乾燥機に移す過程でよけておけば済むので楽だ。

生乾きの撲滅と電気代の削減

衣類乾燥機を買う前は、除湿機で洗濯物を乾かしていた。

我が家は北海道なので、基本的に1年を通して部屋干しである。そのため、自然乾燥だと生乾き地獄である。

(ちなみに、生乾きとの格闘は以前に書いた記事がある。)

こうした生乾きは衣類乾燥機にかかれば全くなくなる。それは、生乾き臭の原因であるモラクセラ菌が熱に弱いためだ。

Panasonicの衣類乾燥機には、まさにそのための75℃除菌モードという機能がついており、漂白つけ置きなどというしゃらくさい作業を金輪際する必要はなくなった。

それだけではない。意外かもしれないが、電気代も削減できている。

乾燥機の電気代だが、自分が買った機種は消費電力が約1400Wなので1時間で1.4kWh使う。北海道はざっくり1kwhあたり30円。東京だと25円とかだろうか。

1回の乾燥に2時間として1回あたり84円というところ。2日に1回使うとしたら月に1300円いかないくらいだ。

対する除湿機の消費電力は約500Wで乾燥に6時間程度が必要になる。除湿機を使う場合、一度に多くの量が干せない関係で洗濯の回数も増え3日に2回程度になる。これだと月に1800円程度かかる。

しかも除湿機だと、ぐずる娘を制しながら狭い洗面所でチマチマ干す必要がある。さらにパーカーのフードとかは全然乾かない。

乾燥機なら、入れるだけ。終わり。全て完璧に乾く。

全てにおいて除湿機の上位互換だ。

全人類、衣類乾燥機を買うべき

まさかここまで読んで衣類乾燥機を買わない人はいるまい。

よく考えてほしい。すでに洗濯機があるなら、せいぜい7万円だ。これで10年は使える。

電気代も仮にいま除湿機を使っていなかったとしても月1500円いかない。

購入費を分配しても月当たりのコストは高々2000円というところだろうか。

乾燥機なら多少干すまでにタイムラグがあっても高温除菌で臭さしらずだ。

時間的拘束から解き放たれることを考えれば、あまりにも安い買い物である。なかなか買わなかった過去の自分に聞かせてやりたい。

それこそ中古が嫌でなければメルカリで買ったっていい(が、あまりおすすめしない)。

メルカリで買った私を襲ったトラブル

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私の場合、メルカリで買ったはいいものの、背面の角をひどくぶつけた状態で届いた

しかも届いたときの検品で気付けなかったものだから、配送業者も出品者も基本的には知らぬ存ぜぬというか自分に瑕疵はないの一点張りだ。

いろいろあって、メルカリから商品代金の一部を補填という形で落ち着いたが、もちろん届いた商品はそのままでは異音が凄まじく使えたものじゃなかった

結局、自分で背面パネルを外して潰れた箇所を叩き出したり、潰れた衝撃で変になっていた中の部品を処置したりして直して使っている。

(結婚する前は車を自分でいじったりしていたため工具類をたくさん持っておりなんとかなったが、基本は泣き寝入りになる場面だと思う。)

そんなこんなで一時的に瀕死の状態を経たにもかかわらず、今ではなんの問題もなく稼働しているのはさすがPanasonic製品と言わざるをえない。


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