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それ「囲い込み」になってないよ

顧客を囲い込むことで
経営を安定させるだとか
新規顧客獲得はコストかかるから
囲い込めだとか、気持ちはわかるけ
どちゃんと囲い込めてるかい?
囲い込み不要論者の僕が記事にしました。
そもそも「囲い込み」って言葉は苦手です。

携帯電話業界の囲い込み戦術は
広く認知されていますよね。
「学割」「継続割引」「家族割」
「ポイント」「繰越」などなど

特に家族みんなで使うとお得という
「家族割」に各社力を入れていますね。
そして、家族全員を自社の携帯電話を
契約させたら、よっしゃ!と
ガッツポーズする営業マン
これで半永久的に自社の携帯電話を
使うだろうと、息子が突然他社にすると
言いはじめても他の家族から反対され
息子も乗り換えれない。
こういう考えです。

でも、これ囲い込めてないからね。
なぜなら家族ごと他社に
乗り換えさせればいいだけの話です。
実際に数年前はそういう通信会社さんの
お仕事のお手伝をしていた実体験として。
なつかしいな。

各社が手練手管で囲い込み戦術を考えるも
乗り換えていく消費者がたくさんいます。
乗り換える理由の第1位は
キャッシュバックです。
いまでこそ法律が改正され
堂々とはできなくなりましたが
キャッシュバック戦争などと呼ばれ
家族全員で他社に乗り換えると軽自動車が
購入できるんじゃないかという
金額だったこともありましたね。

結局、お金で流出する顧客を相手にすると
囲い込みも困難となり、終わりのない
新規獲得合戦、追い込まれ過ぎて不正契約
などで疲弊し戦死する営業マンが
後を絶ちませんでした。

さて、囲い込み不要論者としての見解ですが
囲い込みが必要なコンテンツって
はたして優良コンテンツでしょうか?
囲い込んでいないと他社に流れてしまう
それってその程度なんですよね。

ドコモ、au、softbankからは
顧客は流出するけど
流出した先でもappleのiPhoneは変わらず
愛用され続けてることに
なにかヒントがありるかもね。

そのコンテンツを使っている限り
人生が輝く!このコンテンツしかない!
ってモノを供給できるようになれば
「囲い込み」は必要なくなるね。

とはいえ、厄介なことに多くの人は
枠組みを欲しがっています。
つまり囲い込まれたがっているということ

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