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digglueはどこへ向かうか

みなさま、はじめまして。
株式会社digglueという会社で、ブロックチェーンを中心としたプロジェクトをやらせて頂いている、原と申します。

創業して1年半ほど経ちますが、その中で作ってきたビジョン、ミッション、行動指針など言語化し、アウトプットするために書いていきます。

書いた後見返してみると、当たり前のことしか言ってないので大変恐縮ではありますが、少しお付き合い頂けますと幸いです。

目指す世の中とミッションについて

digglueメンバーの仕事に対する共通のモチベーションは「社会に対して何かしら貢献ができている実感」と「テクノロジー(ブロックチェーン)で面白ことをやりたい」というこの2つにあります。

それぞれ好きな事、趣味、能力、性格が違う中「今まで目立たなかった、個々人にとって素晴らしいと思えるサービスやプロダクトにスポットライトが当たり、提供者が正当な報酬を得られる世界」を目指して活動しています。

販売やプロモーションの努力ができなくても、製品のクオリティにおいて高い成果を出しているものは、世の中、とりわけ日本には数多く存在するのではないでしょうか。

例え良いものができても、一部の能力が足りないがゆえに、もしくは自身の価値に対して無自覚だったりするがゆえに世の中に出回らない、これは大きな損失だと考えています。

そういった価値の原石は確実に存在しています。だからこそ、それらを発掘し、経済の流通に回すことで、作り手がリターンを得られる社会づくりの手助けをしていけたら、それが我々の幸せでもあります。

現在、digglueに居るメンバーは少なからずこのことに共感をもった人たちが集まっています。そういったメンバーで、埋もれてしまった価値を発掘し、その価値を生み出した人たちが少しでも報われる経済圏ができれば「良いものを良いものとして認知され、提供者側が報われる世界」に一歩近づけることができると信じています。

そのビジョンを達成するために、我々は「価値を発掘し、経済圏を創る」をミッションに掲げて活動しています。

digglueがフォーカスする領域

現在、digglueは戦略の一つとして「ブロックチェーン×製造業」にピンを置いてに活動しています。digglueはもともと、ブロックチェーンの可能性に惹かれた仲間が集まった会社ですが、同時に緩やかに没落していく日本をどうにかしたい、という強い思いも持っています。

私が日本を特に意識するようになったのは、日本を出てアメリカへ留学したことが大きく関わっています。ニューヨーク、カリフォルニアと大学生活を過ごし、多様な人種に触れるきっかけを経て、改めて「世界における日本」というのを強く意識するようになりました。

また、学生時代に司馬遼太郎の「龍馬がゆく」「坂の上の雲」を読み、幕末、明治初期の日本人の凄まじいエネルギーに触れ、当時の日本人の凄さに感動したことも一因となっていると思います。これらを読んだ後は、日本をとても誇らしく感じると同時に、当時の凄まじさが失われているように見える現代を見て、少し寂しい気持ちにもなります。

今後日本はどうなるだろうかと考えたとき、GDPで中国に抜かれた後、今後はインドやインドネシアにも追い越され、緩やかに下っていくことは想像にかたくありません。

そんな中、日本人として日本のために何ができるだろうか、digglueとして何ができるのか、どこにフォーカスすべきなのか、そう考えた結果「モノづくり(製造業)×ブロックチェーン」という領域の選択に至りました。

なぜモノづくり(製造業)なのか

モノづくり(製造業)を選んだ理由は以下の3つです。

・製造業が日本において重要なポジションにあること
・メンバーの強みを生かせること
・アセットとしての価値が高いこと
  (DXしていく中で価値の低いものをやっても仕方がない)

日本の中での大手企業を見てみると、軒並み製造業が並んでいます。トヨタ、ホンダ、日産、キヤノン、ソニー、パナソニック、ユニクロ、など海外でシェアを持っている日本企業の多くが製造業で、日本の産業において重要なポジションを築いています。GAFAの時代において、日本ではIT企業ではなく、製造業が大手企業として長い間君臨しています。

ですが、時代の流れは確実に「モノが売れない」方向に傾いています。既に先進国では物質的なモノは有り余っており、広範囲にいきわたっていること、付加価値を積み上げていくから価格が高くなること、そもそも個人がモノを所有せずとも、提供されているサービスにより、モノを得ることで体験できた経験は果たせてしまうから、というのが大きな原因でしょう。

近年、NetflixやSpotifyなどに代表されるSaaSの登場により、モノは個々人で所有されるものではなく、サービスとして提供されるという流れが大きくなってきました。個人での所有が当たり前だった車もカーシェアの比率が上がり、オンプレミスで所有していたサーバーもクラウドコンピューティングに代わっています。

これらは、企業がモノ(データやリソース)を自社に集中させ、その一部を提供する代わりに対価を得るというモデルですが、今度はUberやAirbnbなどのプラットフォームの登場で、今までの消費者が提供側としても活躍できる世の中になりました。こういった流れは今後ますます加速していくでしょうし、それらを実感している人も多くいるはずです。

提供する側と消費する側の境界があいまいになり、個々人が複数の役割を持ってダイレクトに形成するネットワークは、まさにP2P的と言えるでしょう。そういったP2P的な世の中では、様々なモノやサービス、データが飛び交いネットワークますます複雑になっていきます。

そして、現在もその傾向がみられるように、あらゆるモノがサービス化(金融化)していき、「買った→終わり」だとモノがますます売れなくなります。逆に言えば、色々なものが金融化することで、サービスを受けやすくなる、とも言い換えられます。

モノが売れない社会において、製造業もあり方を変えねば生きていけません。日本を代表とする多くの企業もそのことを実感し、既に様々な取り組みを行っています。

そこで、我々は将来確実に来るテクノロジーの一つであるブロックチェーンを中心に、日本のモノづくりの在り方を変えるサポートしていきたいと考えています。

また、digglueは「製造業」という業務知識の必要な領域に精通しているメンバーがそろっていること、加えてブロックチェーンなどの最先端のテクノロジーにも精通していること。この2つを同時に満たすことができるのが我々の強みの一つであり、「モノづくり(製造業)×ブロックチェーン」の領域にフォーカスする理由にもなっています。

なぜブロックチェーンなのか

「ブロックチェーンが来る」と言われ数年経ちますが、この未来は徐々に実現しつつあります。そして、未来において確実にブロックチェーンが広く活用される社会が実現します。

今更説明は必要ないと思いますが、ブロックチェーンは、データのやり取りの信頼性をネットワークで担保することで、信用構築に必要だったプロセスを効率化し、定量化しずらかった価値をデータで交換・売買可能にすることで、大きな付加価値を実現できるテクノロジーです。

既にある多くの企業が、ブロックチェーンのテクノロジーに関わっているように、そのメリットや必要性を理解している人は既にコミットし、来るべき未来に備えて着々と準備を進めています。

事実、グローバル・マーケット・インサイツが調査結果によると、ブロックチェーンのグローバル市場 年平均成長率(CAGR)は85%~90%、その他のリサーチ会社の低めの予測を見てみても、大体60%くらいを見立てています。また、ガートナーは2025年は約1500億ドル、2030年には3.1兆ドルに達する、と予測を出しています。

一方で国内の市場は、矢野研究所によると2017年度~2022年度の年平均成長率(CAGR)は108.8%と出しており、倍々で拡大していく予想を立てており、2022年には1235億円に達するそうです。

また、ビジネスという側面では、諸外国においてブロックチェーン利用した単なるPoCではなく、実サービスとしての展開も始まっており、実際に有用性を示すデータも出ています。

例えば、カルフール社では、食品のトレーサビリティをエンドユーザーが確認できるよう「IBM Food Trust」の導入したことで、実際に売上が増加しました。生産者から消費者までの流れを、不正が難しいブロックチェーン基盤のシステムで担保することで、消費者の食に対する安全性の「信頼性」を上げることでブランド価値が上昇し売り上げにつながった、と考えられます。

またブロックチェーンというテクノロジー自体が抱える問題も解決されつつあります。例えば、パブリックチェーンにおけるスケーラビリティはライトニングネットワークなどの技術でカバーできますし、オラクル問題に関してはセンサーデバイスとの連携や、オラクルシステム、ガバナンスなどで対処します。まだまだ痒い所に手が届かないところもありますが、それらの課題に対してのアプローチは盛んで、進化のスピードも速いです。

そういった事も踏まえ「ブロックチェーンが来る」という未来を確実視する人は少なくありません。しかしながら問題は、その先の「ブロックチェーンが来た」という未来において、我々はどうあるべきなのか、という点にあります。

これについては、機会があればまた別で詳しく書きたいと思います。

現実社会への適用

製造業を含む多くの企業が生存・発展のため、未来の在り方を変えるべくテクノロジーを利用して様々な挑戦を行っています。ブロックチェーンもその有力候補の一つです。

しかしながら、企業に対するブロックチェーン適用が浸透していく過程において、すべてが一度にガラッと変わることはないと考えています。

ブロックチェーンは主にデータベース領域などのインフラ周りとして利用されるので、特に大手企業においてそういったインフラ周りのシステムを変更するのには、多くのコストと時間が掛かります。

仮に、圧倒的に優れているブロックチェーンを利用したプロダクトが登場したところで、それが既存の大手企業に導入されるのは、多くの実績が積みあがって信用が蓄積されてからになるでしょうし、導入されるとしても既存システムとの折り合いを付けながら、徐々に代替してくでしょう。

基本的には、水面下で緩やかに、だが確実に浸透していき、インフラとしてブロックチェーンは普及していくと考えています。

そういった中、企業相手にブロックチェーンのビジネスを展開していく場合は、単なるブロックチェーンの知識だけでは十分ではありません。業界における深い知見と経験が必要になり、加えてブロックチェーンの知識と実装力、そして既存業務に対しての柔軟な対応が求められます。

なんでもかんでも新しいものに代替すれば良いというわけには行かないので、新旧両方に対する知見が必要になるのです。

我々はどのようにあるべきか

このような背景で、我々digglueが目指す世界に到達すべく、各メンバーがどのように在るべきか「digglue core」という考え方にまとめています。

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この3つの要素に加え「人間性」というのも重視しています。

Cultureとcoreの関係性についての詳細は、COO中谷のnoteの方で公開しています。


まとめ

以上、内容をまとめます。

▼ビジョン
今まで目立たなかった、個々人にとって素晴らしいと思えるサービスやプロダクトにスポットライトが当たり、提供者が正当な報酬を得られる世界

▼ミッション
そのためには「価値を発掘して、経済を創る」ことをミッションとする

▼戦略
戦略として「製造業×ブロックチェーン」の領域にフォーカスする

▼行動指針
ミッションを達成するための我々の在り方、組織の在り方の指針として「digglue core」を実施していく

お付き合い頂きありがとうございました。

また、digglueでは常に仲間を募集しています。エンジニアもコンサルタントも、面白い仕事ができる案件があります。今回書いたような内容に少しでも共感を覚えてくださった方、是非ご連絡ください。

まずは、お茶でもいかがですか?

▼連絡先
info@digglue.com 
CEO 原 英之 

それではまた!

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株式会社digglueでCEOやっとります。猫好きの猫アレルギーです。犬も好きですが、犬アレルギーです。
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