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5歳児 一石四鳥の勉強法

5歳になりたての娘。今日、新しく届いたノートパソコンに興味津々。私がPCの設定をしている時から、ちらちらと画面をのぞき込む。途中で我慢できなくなり、「パパ、さき、勉強する!」と私の膝の上にのってきた。

「何をしたいの?」「ひらがなを書きたい!」                  娘は、手書きパットみたいに、画面に直接ペンで字が書けると思ったらしい。あいにく、手書きパット機能はついていないパソコン……。せっかく興味を持ってくれたので、とりあえず、ワードを立ち上げてみた。

「じゃあ、さきの名前を打ってみる?」

「じゃあ、パパが紙に書くから、その通り、ボタン押してね」

娘は、これまでキーボード付きのパソコンに触れたことがない。何をするものかももちろんわかっていないが、なんとなく、「勉強」っぽいことをするものだと思っているようだ。

一瞬、ひらがな入力をさせようと思ったが、アルファベットを大体読めるようになっているなぁ……。ローマ字入力で打たせてみようと、紙には娘の名前をローマ字で書いてみた。「SAKI

じゃあ、「エス」を探してボタンを押して、次は「エイ」と……。最後の「I」のキーを押したとき、画面いっぱいに、「さき」と表示される。

「わあ~! すごい!!」「じゃあ、次は、ママの名前を書く!」    その後、次々に、身の周りのものを、私が紙に書いたローマ字を見ながら、どんどん画面に表示させていった。娘はもう夢中。どんどん自発的に文字を起こしていく。そのうち、表示させる言葉をしりとりにするルールを自分で決めた。

初めはボタンの位置を私が示して押していた。しかし、しりとりをやるようになってからは、反復して文字を打つため、文字の位置をすぐに覚えてしまった。もちろん、一本指うちだが、かなりのスピードでボタンを押すようになってきた。そのうち、私が、「『さ』ってどうやって出るんだったけ?」と聞くと、「さきの『さ』やから『SA』」と、音をローマ字で表記するとどうなるかも、何度も出てくるものは覚えてしまった。

これってなかなかいい学習方法じゃないか!?

やりながら気づいた。これってなかなかいい学習方法じゃないか!? ひらがなとローマ字、そして英語のフォニックスの学習にもつながっているのでは! それにキーボードの位置を覚えてしまえば、パソコンの勉強にも! 何よりも娘が自発的に楽しそうにやっている!!

娘が、次々に文字を打ち込んでことばを表示していく姿に、妻も涙ぐむほどの感動。

すごいぞ娘! すごいぞパパ!

こんなこと、おそらく誰がもうすでに考え付いていて、学習メソッドとして活用されているかもしれないが……。

しばらく、買いたてのパソコンは、娘に占領されそうだ。

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