69(ロック)の日に思うこと🎵
こんにちは、Hideです♪( ´θ`)ノ
今日は6月9日、語呂合わせで”ロックの日”になっているそうです。
ロッカーの私から、ロックの日にコメントさせていただきます。
自分がROCKに目覚め、ギターを持ってロックをやり始めてから40年以上経ちました。
当時、昭和の時代で、もう少しで80年代に入る頃でした。
日本では、歌謡曲や演歌、若い人からはフォークソングが人気があり、ロックは好きな奴だけが片隅で外国のロックを聴いている程度でした。
いや本当は、多くの若者が聴いていたはず…閉塞感のある中ロックミュージックに対しての偏見や差別が、日本の音楽界では正直あったと思います。
ギターを持ってバンドやっているなんてだけで、大人からは不良に見られ、いやそれ以上の偏見がありました。今振り返れば。
戦争経験者の大人たちからすれば、敗戦国である我が国の国民が、他国のイギリスやアメリカから来た音楽に夢中になるなんて、言語道断という認識があったのでしょうね。
そんなコンプレックスの中から、日本のロックは始まっていったのです。
1970年代終盤から、TVでもロックバンドが歌番組で歌い、コンサートも各地で行われるようになりました。
しかしそれは序章でしかなく、世の中の偏見を拭い去るまではもう少し時間がかかりました。
ロックコンサートには会場を貸さないとか、学校からロックのライブに行くことを禁止されているなんて80年代初頭でもまだあったのです。
大人との争いをしていたわけです、少年たちは。
厳しい古臭い考えに縛られ、そこからなんとか抜け出そうと、自由を求めてあがいていた時期でしたね。
80年代中盤に入り、バンドブームというのが始まり、大人たちにも徐々にですが、ロックは受け入れられていきました。
70年代に若者だった人達が歳をとり、中年世代もビートルズを聴いてきたからだったこともあるかもしれません。
80年代も後半に入り、昭和から平成に変わる頃、やっと他のジャンル同様に扱われるようになってきましたね。
今や時代は令和となり、”ロックが不良”だのという人はいなくなりました。
昨日もNHKのSONGSで30年振りに再結成して活動している男闘呼組を見ましたが、50過ぎてもロックやってるなんて格好良いですよね。
しかもライブでは昔ながらのファンで満員ですから。
やはりROCK(音楽)は皆を元気にするためには必要なんだと改めて感じましたね。
日本の音楽界もやっとアメリカやイギリスと、同じ土俵に立てるようになってきましたね。
野球と同じく、昭和の頃は、イギリスやアメリカのロックは本物で、邦楽ロックなんて外国の真似くらいにしか思われていませんでしたからね。
実力があるバンドやミュージシャンも昔もいたのに、認める土壌がなかったのですね。
1980年あたりからもう40年以上かけてやっと、ロックも通常の音楽として認められました。
喜ぶ反面、私達世代は、反発するのがロックという概念があり、なんとなく何に向かって怒りをぶつけて良いのかわからなくなった部分もあります。
ですが、最近のロックに見られるように、誰かに反発するのではなく、自分の内面との戦いがロックスピリッツとなっているのではないかと感じています。
空白の30年と言われる時期を過ごし、元気が無くなっている日本を盛り上げるには、ロックが必要かもしれません。
いやロックという音楽ではなく、苦しい時こそ魂を振り絞って戦おうぜ!というスピリッツが今こそ必要ではないかと思います。
なんとなく優しくなったと言われる日本のROCKですが、何かを変えていく姿勢は持っていたいですよね。
弱くても吠え続けなければ、未来は変わらないのだから!
MLBでは野茂から始まり、イチローや新庄、そして今や世界の二刀流の大谷が、世界のスーパースター達と対等に戦えているのだから、音楽だって負けていてはいけません。
ニューヨークやロンドン、LAのミュージシャンとも臆することなく競えるはず。
YOSHIKIや布袋、坂本龍一も世界で活躍したじゃないか!
今こそROCKの魂を見せる時です。侍ROCKは世界に通用するって。
世界情勢が混沌としている昨今ですが、音楽にだって、世界を変える何かを起こせるかもしれない。
6月9日ロックの日に、杜の都のロッカーが感じたことでした。
音楽には、人の心を動かす素晴らしい力があります。
ロックじゃなくたって、ジャンルなんか関係なく良い音楽は、未来を変えていけるから。
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