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歌うことと向き合う

小さい頃から歌うことは大好きだった。

ただ、毎日歌う。

気づくと家の中でも、歩きながらでもどこでも歌っている。

新人の時職場でもうっかり歌ってしまい、変なやつ呼ばわりされたので、人前で歌うことはしないように気をつけているけれど。

それくらい、自分にとって歌うことは自然で。

息を吸うくらいに生活の一部だ。


そして、ひょんなきっかけとご縁で、2年前から新屋賀子さんの下で、作詞作曲を始め。

自分の中に湧いてくる音楽を形にすることが本当に純粋に心から楽しかった。

でも、自分が歌って聞かせること自体には自信がなかった。

何事もそうなのだが、私は好奇心旺盛でいろんなことにチャレンジするのだが、器用貧乏でレベルとしては全然突出はしたものがない。

歌も「上手だね」レベルだと。

歌で感動を与えるとか、綺麗な歌声とか、もっともっと技術的に優れてる人がたくさんたくさん世の中にはいるので、私の歌は人様に聞かせるレベルではない。

と、自分で思っていた。


でも、曲を作ったら誰かに聞いてもらいたくなる。

誰か歌ってくれる人がいたらいいなと思ってたけど、そんな無名な私の曲を歌ってくれる人もおらず賀子さんからは「この曲は自分で歌うべきだよ」と言われて、おそるおそるレコーディングしてみたのが始まりで。

正直やっぱり、演奏やアレンジやミックスに助けられてると痛感する歌唱力で。

でも、そんな歌でも聞いてくださった方が涙を流してくれたり、中島みゆきさんみたいな、独特な声をしているといつも応援してくださるようになったりと、そんな反応をもらえ、とても嬉しかった。

そして、今年1月に賀子さんの音楽教室の発表会で、「僕は生きる」を披露したところ、目の前でお客さんが何人か泣いてくださるのを目の当たりにして。

人前でも歌ってよいのかなと、少し思えるようになった。

それから2月に袴塚セッションに行き、人生初のセッションで「寄せては返す悲しみ」を歌わせてもらい、緊張で歌詞は飛ばすは散々だったのだけど、でもあたたかに受け入れてもらい。

もっと人前で歌いたいなと思ったところで、新型コロナによる自粛体制に入ってしまい、また日々歌うだけの生活に戻ってしまったけれど。

また人前で歌いたいなと思い始めた。

今後の状況次第だけど、実現に向けて少しずつ動き出していければと。

それまでは、自分の作り出す曲を、より素晴らしいものにするために、歌唱力と表現力を上げていきたいと思い、色んなカバー曲も挑戦しようと思った。

まず一曲目は小学生の時に聞いて感動したベッド・ミドラーさんの「The Rose」。

マイクを買い、録音してyoutubeに上げてみた。えいやっとやってみたので、音質が悪いのでそこらへんは今後勉強しながらになるが。

楽器が弾けないので、無謀にも歌のみで。

やっぱり伴奏もいれられたらいいなとピアノも練習し出したけど、右手だけでアップアップで。

打ち込みも勉強しようとは思うが、どなたか、伴奏してあげるよって人がいたら嬉しい。(いや、かなり嬉しいので誰かいないかな?)

カバーするにあたり色々著作権とか難しそうなので包括契約をしているYoutubeプラットフォームを使うために、動画にしたので折角ならと日本語訳も自分なりに入れてみたら、その歌詞が今の自分に刺さりまくり、日本語でカバーされている曲の歌詞の素晴らしさも改めて知ることが出来た。

歌ってみることから、また広がる世界。

世界には素敵な歌が溢れている。

「曲を作る」ことだけじゃなく「歌うこと」にもちゃんとまっすぐに向き合っていこうと思う。

My Songs...

▷僕は生きる

▷寄せては返す悲しみ

▷生きる意味

▷彷徨い





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