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支援型リーダーシップを磨くならゴールキーパーをおすすめする理由

初めまして。Hideと申します。

この記事では自身の10年間のサッカー経験を元に、支援型リーダーシップを養うにはゴールキーパーをおすすめする理由を公開します。


根本的な話になりますが、サッカーで勝つためには何が必要でしょうか?

”点を取ることです。”

つまりゴールキーパーは勝利には直接関与できないのです。

ゴールキーパーがチームの勝利を導くために出来ることは、

”徹底的にチームのサポートをする”

私はこれに尽きると思います。

この”サポートする”という考え方こそが、

支援型リーダーシップを構築する上で欠かせない要素になると私は考えました。

では、ゴールキーパーをすることでどんな思考が身につくか解説していきます。

1.コミュニケーション能力

みなさんはサッカーの試合中にゴールキーパーが大きな声で指示をしている姿を見たことありませんか?

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あれは、怒っているように見えますが、試合の状況を一番後ろから冷静に把握できるポジションのため、チームメイトに瞬時に的確な指示を出しているのです。

それをコーチングと呼びます。

このコーチングはサッカーの試合中では非常に重要な要素であり、ゴールキーパーはシュートをセーブする以外の全ての時間を、

このコーチングに時間を使っています。

しかし、このコーチングは味方に届いて、指示通りのプレーをしてもらわなければ何の意味もありません。

そこに必要なのは”信頼関係”です。

信頼関係を築くために私は次のようなことを実践していました。

 1.味方に指示する言葉を選手によって使い分ける

 2.その為に選手の性格を知る

 3.ピッチの外で信頼関係を構築

この3ステップを省いたまま試合に挑むと、

『味方が自分のコーチングを聞かない』

『自分のコーチングが聞こえていても信用されない』

といった状況が発生してしまいます。

私は現役時代に、自分のキーパーとしての技術と同じくらい、

この人間関係の構築を重要視していました。


2.洞察力

スポーツ科学者のCarling, C. (2010) がフランス1部リーグのチームを調査した研究結果で以下のようなことが分かっています。

サッカーの試合において、

「1人の選手がボールに触れる時間の平均は53.4±8.1秒」

つまり90分の試合の内、自分がボールを触っている時間は、

1分にも満たないということです。

さらに言えば、ゴールキーパーはゴールを守るために、

ゴールの前に立つのが基本で、ほかの選手のようにピッチを縦横無尽に走ったりはしないため、

キーパーがボールに触る時間は他のプレーヤーよりもさらに短くなります。

実際に経験上、ほとんどボールに触れない、ほとんど走らないことになりますが、

じゃあ90分間何してるの?

と、思いますよね?

答えは、常に試合全体を観察しています。

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 ・ボールが1m横に移動するたびに自分の位置を数㎝移動

 ・味方の様子を観察(スタミナ切れしていないか、怪我はないか)

 ・味方の表情を観察(士気がおちていないか、落ちていたらコーチング)

 ・控えの選手が出場する準備をしているか(試合の流れを推測)

こんなことを常に考えながら洞察を続け、

必要があればその選手によって言葉を使い分け、

指示通り動いてもらうためのコーチングをします。


3.責任感

冒頭で話した通り、

サッカーで勝利するために必要なことは、

”点を取ること”です。

逆にサッカーで負けないために必要なことは、

”点を取られないこと”です。

チームが1点も取れずに試合が終了しても、引き分け(0-0)で負けませんが、

キーパーが1点取られて試合が終了すると、負けてしまいます(0-1)。

2018年のロシアワールドカップで、日本のゴールを守っていた川島選手は、

ミスによる失点が数試合続いて日本中からバッシングを受けてしまいました。

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チームが勝利を掴んだときは、チームにセレブレーションを与えて、

逆にチームが負けた時には、自分が責任を取るという、

常にプレッシャーと責任を感じながら戦うのがゴールキーパーというポジションです。

この孤独なポジションを幼少期から10年間続けてきた私は自然と、

支援型リーダーシップ(=サーバントリーダーシップ)の能力を身につけることが出来ました。


【支援型リーダシップとは】

支援型リーダーシップ(=サーバントリーダーシップ)とは、

チームの先頭に立って個人の能力に頼る支配型とは大きく異なり、

チームの意見をじっくり聞きサポート役に回るリーダーシップのことです。

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(出典元:https://www.mamoru-kun.com/tips/servant-leadership/)

【支援型リーダーシップの特徴】

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(出典元://heart-quake.com/article.php?p=5291)


4.まとめ

私はゴールキーパーを経験したことによって、

コミュニケーション能力を身につけ(傾聴/共感/癒し/気づき/納得/概念化)、

試合中の選手の様子を観察し洞察力を磨き(先見力)、

自分が失点したら負けるという責任感を常に感じながらプレーしてきたことによって(執事役)、

全体の士気を高めて目標達成へ導く能力を獲得しました。


”寄り添うリーダーシップを発揮しながらチームを勝利に導く”

これが私がゴールキーパーの経験を通して、

獲得した大きなスキルです。


以上、

支援型リーダーシップを磨くならゴールキーパーをおすすめする理由、でした。

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1989年生まれ。Mixed-race婚。一生表現者でありたいと願う田舎の凡人30代サラリーマンです。20代の悔しい経験を、30代でパワーに変える。諦めかけている同年代に希望と勇気を与えたいなんて大層な野望を掲げています。夢は本の出版と、ラジオパーソナリティー。
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