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孤独を癒やすamazonレビュー

 本のamazonレビューが孤独な高齢者が,
著者と他の読者と他のレビュアーをマウンティングする場になっている.

 何が書いてあるのかさっぱりわからないレビューがたくさんある.
原因は,レビューの著者が概念の定義を理解せずに読んだり
論理を追えずに誤読し,レビューを書いているからと思われる.

 そして,その意味が通じないレビューになぜか
「役に立った」ボタンを押す人が現れる.

「役に立った」ボタンを押す人も

(高尚な(愚鈍なわたしには何書いているかちっともわからないけどきっと高尚な)レビューを書かれるあなたは,
それを読める(本当は読めない)わたしにとっては「役に立」つ存在である.
君はわたしの「役に立った」のである.)

とマウンティングしているかもしれない.

 このマウンティングコミュニケーションが
レビュアー達の孤独と承認欲求を埋め,
社会貢献を感じ,生きがいになっているのかもしれない.


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