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伊藤邦武/山内志朗/中島隆博/納富信留 責任編集 『世界哲学史1』 筑摩書房, 2020.

メモです.

序章 世界哲学史に向けて 納富信留

「世界哲学」と「世界哲学史」

「世界哲学」とは

これまで西洋、
つまりヨーロッパと北アメリカ中心に展開されてきた「哲学」という営みを根本から組み変え、
より普遍的で多元的な哲学の営みを創出する運動

世界に生きる私たちすべてに共有されるべき、
本来の「哲学」を再生させる試み

哲学において世界を問い、世界という視野から哲学そのものを問い直す試みです.

「世界哲学史(A History of World Philosophy)」とは

哲学史を個別の地域や時代や伝統から解放して「世界化」する試み
同時に、それ以上に、世界哲学を「歴史化」することで具体的に展開する私たち自身の試みです.

「哲学史」への反省

納冨先生は

「哲学史への反省において、私たちが立つ日本という位置が重要である」
伊藤邦武,山内志朗,中島隆博,納富信留. 『世界哲学史1』(Kindle Location 155). Kindle Edition.

と言います.


伊藤邦武/山内志朗/中島隆博/納富信留 責任編集 『世界哲学史1』 筑摩書房, 2020. 

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