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撮影のコツ②3種類の写真

写真には大きく3つの種類があります。

どれが好きなどは各自の主観ですが,どの種類に該当するかを考えると写真の見方が変わります。


1.記録

どこに行った・何を食べたなど,履歴や証明する情報の写真です。

SNSの投稿やカタログ,ECサイトに掲載されている写真のほとんどが該当します。

典型的な例は商品。これ買いました。もらいました。スタバ行きました。・・・など基本的には,その場に行ったり商品を持てば誰でも撮ることができる写真。


2.アート

その場の空気感・感情・連続性の中の一瞬を表している写真です。

光と空気を読みながら,被写体の最高到達点を探した撮影者だから撮れる写真。

なお,アート作品を撮った写真は1.記録になります。


3.設定

カメラの設定を確認するための写真。

SS・ISO・F値・WB・コントラスト・彩度など,この状況でどんな設定が自分の好きな写真になるか確認します。

RAW撮影なら後から変更もできますが,撮って出しでも素敵な写真が撮れたらRAW現像の必要がなくなり,編集時間よりも撮影時間をより多く楽しむことができます。

スマホだと,フィルターチェックのイメージ。


どの写真もこれら3つのどれかに分類されるのではないでしょうか。

どう感じるのかは人それぞれです。私は2のアートとしての写真がより多く撮れるようになりたいし,そういった写真が撮れる人を増やし,アートを通じて豊かな心が社会に広がるといいなと思っています。

いただいたサポートは写真で社会を楽しくする展示会や写真講座の活動に使わせていただきます!