ビジネスの限界はアートで超えろ!

アート・アンド・ロジック株式会社 増村 岳史さんの著書。

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就職してからは高尚な趣味が欲しく「美術鑑賞」を趣味としてきた。

そんなアートが今,ビジネスで注目されている。

STEM教育からSTEAM教育と言われるようになり,企業研修向けにアートに関わる研修が導入されている。


本書では,アートとデザインの違いに触れられている。

アートもデザインも大きなクリエイションという枠組みの活動であるが、「アートは自己表出」であり,「デザインは課題ありき」で目的は異なる。


クリエイター以外はクリエイティブでないかというとそうでもない。

多くが日常の中にクリエイティビティを発揮している。

例えば,料理や掃除などレシピや手順があっても自分なりの作り方や掃除の方法がある。


また,アートは感情や発想の表現と思われているが,実はロジカルであり,理系なほど発揮しやすいという点は初めて知った。

日本人の遺伝子に組み込まれている「美意識」を呼び起こすきっかけとしても読んでほしい。

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iPhoneはアート,他のスマートフォンはデザインだと思った。

その違いは本書を読めば理解できる。

この本をきっかけに新たな取り組みも始めようと実践中。


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