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言葉にならない愛

こんにちは。ひでまるです。

みなさんは、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』をご覧になりましたか。

世界歴代映画興行収入ランキングで、すでに歴代6位にランクインするほど大ヒットしています。

これまで、スパイダーマンを演じた俳優は、3人います。
初代:トビー・マグワイア
二代目:アンドリュー・ガーフィールド
三代目:トム・ホランド

今回は、二代目スパイダーマンを演じた、アンドリュー・ガーフィールドの「感動的な言葉」をご紹介したいと思います。


現在38歳のアンドリューは、2019年にお母さんをがんで亡くしました。

彼がアメリカのトーク番組に出演した際に、番組ホストからお悔やみの言葉をかけられると、目がうるみ始めました。

普通ならば「人前で泣いちゃいけない」って思いませんか。
「泣かないようにしよう」って思いませんか。


だけど、彼はこう言います。

母のことを話すのは好きなんだ。
もしこの話の最中に僕の涙があふれ出たとしても、
気にしないでくれ。
泣くのは美しいことなんだ。
涙というのは、言葉にならない愛を伝えるためにあるんだ。
母を亡くした悲しみは、きっと僕が死ぬまで癒えない。
でも、それでいい。
大切な人との時間は、何年であろうが、何十年であろうが、
どれだけ一緒に過ごしても十分ではないんだ。
だから僕はこの悲しみを乗り越えるというより
この悲しみと一緒に生きていきたいんだ。
そうすることで、この言葉にならない愛を
これからも母に伝えていきたいんだ。                 

この話を聞きながら、僕は涙を流しました。

本当に大切な人と過ごす時間は、きっと何百年、何千年だって十分ではないんですよね。

そして、そう思えることがきっと愛なんです。

「もっと一緒に過ごしておけば良かった」

そう思えることが愛なんです。

涙を流すことが愛なんです。

アンドリューの言葉に、僕は胸を打たれました。


涙を流すのは、言葉にならない愛を伝えるため。

だから、たくさん泣いていい。

だけど、言葉にできる分は、たくさん言葉にして伝えたい。

お葬式で感謝を伝える言葉があるなら、それは全部生きている内に伝えたい。

そう思わせてくれたアンドリューに、心からありがとう。

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