おおくぼくん
終わってしまってから書くのも申し訳ないような気もするけど、先日おおくぼひでたかくんと北村玉樹さんの展示会「猫ジャムアロハ」を覗きに行った。
やっぱりおおくぼくんの絵が好きだなあ、と思ったのだけど、どうしてなのかがうまく説明できない。
おおくぼくんはミュージシャンでもあり、最初は音楽の仕事でつながったのだけれど、僕は彼の絵やぬいぐるみにすっかり魅了されてしまいTシャツやCDのジャケットを一緒に作ってもらうことにもなった。
久しぶりに会ったおおくぼくんは相変わらずだったけれど、僕が彼の家に機材を取りに行った時に仲良くしてくれた猫(コロナという名前だった)が病気で天国に行ってしまったことを聞いて、ちょっとさみしくなった。
おおくぼくんは「いやあ、急に病気になっちゃって。でも元気に死んでいきました。ははは。」と笑顔で言った。
元気に死んでいく、というのはすごい表現だ。あんなに猫が好きで、猫の絵ばかり描いてるのに。
その時、なんとなく自分がおおくぼくんの作品が好きな理由が、わかったような気がした。
うまく説明できる時が来たら、ちゃんと書こうかなと思う。
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