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X100Vが僕の欲求をほぼ満たしてくれるカメラであることについて

どーもaGo_hideでございます。

先日、X100Vについて話すつもりが富士フイルムのプロモーション動画のお話になってしまったので改めてX100Vのことを語りたいと思います。

まずX100Vを語る前にどんないきさつのカメラなのかというお話を。

富士フイルムというメーカーが出しているカメラで一応コンパクトカメラ(略してコンデジ)です。サイズ的に微妙だけど一応カテゴリ的にはコンデジ。

『富士フイルム』と名がつくぐらいなので察しの良い方はお分かりかと思いますがカメラのフイルムを作っている会社ですね。最近若者の間で流行った「写ルンです」の会社と言ったらわかりやすいかな?

その富士フイルムが最近発表したのがX100V。100の後についているVには意味がありまして、

・X100(初代)
・X100S(2代目)
・X100T(3代目)
・X100F(4代目)
・X100V(5代目)

とX100Vが5代目にあたるわけです。ここでも察しの良い方はおわかりのことでしょう。そう!100の後についているアルファベットは数字を英語表記にしたときの頭文字なんですね。なのでX100VのVは5代目ってことです…5代目だったらFiveじゃんって思いますよね…そこは大人の事情ってことで…ね。

ぼくはX100シリーズのなかでX100Fという4代目のカメラを所有していました。発売当初に清水の舞台から飛び降りる(高価なので)つもりで購入したのですが、飛び降りて正解だったと思えるぐらいとても良いカメラでした。

ただ、とても良いカメラと言ってもぼくにとって完璧なわけではありませんでした。それなりに不満もあったのです。

X100Vはその不満をほぼ全てと言っていいほど解消してくれるカメラとなってぼくの前に現れたました。

前置きが長くなりました。

チルト液晶

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待望のチルト液晶ですよ!

ぼくはチルト液晶が大好物で大好きです。ローアングル&ローポジションの撮影が好きです。
液晶が動かないカメラに興味はないのです!(買わないとは言っていない)

バリアングル液晶…正直好きではありません。2テマの動作をこなさないと自分のほうに向いてくれないなんて面倒くさくてありえない。ボディからひょこっと飛び出る液晶も好きではないのです。

「クィッ」と1テマで液晶を動かしシャッターを切る。スマートにいきたいのです。

チルト液晶はX100ファンの中でも賛否両論でしょう。
「X100シリーズのデザインに可動液晶なんかいらんがな!」て方多いと思います。
ぼくはX100シリーズにチルト液晶ついたらな〜て思っていたので今回X100Vに搭載されたことは大歓迎なんですけどね。

防塵防滴

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こちらも待望の防塵防滴!

チルト液晶と同じぐらい大好物で大好きなシステム。
防塵防滴ならどこに連れ出しても怖くない!

ゴミがなんだ!雨がなんだ!どっからでもかかってこい!

カメラってなにかと気を使うガジェットですけど防塵防滴なら安心して使うことができます。

アダプターリングとプロテクトフィルターとの併用が必須みたいですけどそれでもX100シリーズに防塵防滴がついたってことが素晴らしい。

新設計の23mmF2レンズ

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X100Fに搭載されていた23mmF2レンズはクセ玉でした。

あくまで個人的な感想ですけど開放での描写がフワッフワ感がかなり強めなのに対して絞るとキリッキリの描写に変わるんですよね。

富士フイルムのサイトにも同じようなことが書いてあるのでこの感覚は間違ってはいないようです。

正直、開放と絞ったときの描写の違いがちょっと苦手でした。「あの写りがいいんだよ」って人もいるとは思うんですけどね。

今回の新設計の23mmF2のレンズはこのあたりを改善されているのでしょうか?どんな写りするか気になります。

ISO感度ダイヤル

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いやー地味にうれしいアップデート。

X100Fのダイヤルは2つあります。
1つは露出補正ダイヤル
もつ1つはシャッタースピードダイヤル&ISO感度ダイヤルです。

シャッタースピードダイヤルの中にISO感度ダイヤルが内蔵されている珍しい機構のダイヤルです。
シャッタースピードを変更するときはダイヤルをそのままグリグリすれば値が変わります。ではISO感度を変更するにはどうすればいいかというと、ダイヤルの外周部を持ち上げたままの状態でダイヤルをグリグリするとISO感度の値を変更できるのです。文字で伝えるのは難しい。。。

ではX100Vになってなにが変わったのか。X100Vにも同じ2つのダイヤルがついています。見た目はX100Fと変わりません。

シャッタースピードはいままでどおりグリグリ回すと値が変更されます。

ISO感度はというと、ダイヤル外周部を一度持ち上げます。これもX100Fと同じ動作。ここからが地味アップデート。
持ち上げたダイヤルから指を離してもそのままの状態を維持してくれるのです!

X100Fのときはダイヤル持ち上げながらダイヤルをグリグリ、ちょっと気を緩めるとダイヤルのバネが強くてすぐ元の状態に戻っちゃう。これが地味にストレスでした。
そのストレスから開放される。なんて素晴らしいんだX100V。

他にもたくさんあるけれど…

まだまだワクワクはいっぱいあります。

・デザインが超クール
・カラークロームエフェクト
・グレイン・エフェクト
・4K30P
・バッテリーが長持ち
・顔、瞳AF
などなど

言い出したらキリがないぐらいすごい進化をを遂げているX100V。
これってX-Pro2.5といってもいいのではないでしょうか!
めちゃくちゃ欲しい。


発売日のアナウンスがありました。
発売日は2020年2月27日。各カメラ屋さんでは予約も開始されています。

みんな大好きMap Cameraさんでは消費税込み16万円スタート。

うーん…ぶっちゃけ高い。汗

コンデジに16万円…といってもコンデジと言っていいのか微妙なサイズなんですけどね。ぼく的にはX100シリーズはコンパクトデジタルカメラとは思ってないです。レンズ固定式のミラーレス一眼。
だってボディだけならX-E3のほうが小さいですもん。レンズつけるとコンパクトさがスポイルされちゃうけど。


ということで、今回はX100Vはぼくが求めているものをほぼ満たしてくれるってお話でした。
満たしてくれないのはお値段とコンパクトさってところですね。

昨年のX-Pro3発売から今回のX100V発売。2月後半にはX-T4の発表の話もあります。富士フイルム怒涛の新作発表。
元フジユーザーとしてこれからも目が離せません。

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