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ブランドの影響力は誰が持っている?


どうも、ホンマです。
 
ブランドビジネス楽しくやってますか?
 
前回、「D2C」ブランドでなければ
これからは生きていけない。

って言いたい放題書きました。
前回の続きになりますが、今日も
 
なぜ「D2C」ブランドじゃなきゃだめなのー?
について書いていきますね。


おさらい

 
軽くおさらいすると、「D2C」とは
ダイレクトトゥコンシューマーの略で、
簡単にいうと「メーカー直販モデル」です。
 
でも、この時代に合わせた「メーカー直販」
と言った方が早いかも知れませんね。
 
いわゆる従来のメーカー直販と比べて
違うのが以下の三点です。
 
・ストーリーテラー
 
・商品<コンセプト
 
・テクノロジー

今日は一番上の「ストーリーテラー」
 
の続きからいきますよ。

ブランドストーリーの語りべ

 
D2Cブランドには、必ず「ストーリーテラー」
必要になります。

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ストーリーテラーとは、ブランドのコンセプトや物語を
語り、伝える役割の人を指します。
 
宗教でいうところの宣教師をイメージして
貰えれば近いです。
 
これは、ブランドのディレクターが
影響力を持っていてインフルエンサーとして
活動するものもあれば、
 
ブランドアンバサダー的に第三者が
ブランドを啓蒙することもあります。
 
「ってことは、影響力のある人か有名人
じゃないとダメじゃん」
 
ってあなたは思ったかも知れませんね、
 
しかし、ここがD2Cブランドの面白さでもあります。

ここに3つのポイントです。

誰が(WHO)
どこで(WHERE)
どうやって(HOW)


熱狂的なファンがブランドを作る

ブランドのコンセプトを伝えるための
人物は、もちろん影響力あるインフルエンサーと
いうのは好ましいです。
 
しかし、そのインフルエンサー以上に大事になるのが
熱狂的なファンです。
 
不思議なことに熱狂的なファンは、特別な存在ではなく、どちらかというと身近な存在が好ましいです。


例えば、職場の同僚、大学の先輩、古くからの友達、
同じジムのメンバーなどなど。
 
「D2C」ブランドが大きくなるためには、口コミの
力が必ず必要になります。
 
そもそもSNSとは、ITを使った巨大な「口コミ」
なわけなので、
 
「口コミ」の力こそ現代のファッションブランドに
とって最大の武器になります。
 
つまり、口コミを制したものが
「D2C」ブランドを制するのじゃ。
 
・・・。
 
というわけで、
まずは「誰が(WHO)」から。


人は人の影響を受けて行動をします。
 
あなたも誰かのインスタの投稿を見て、商品を
買ったり、どこかのレストランへ行ったことがあったり
したことありませんか。
 
あるデータによると7割以上の人がSNSの誰かの
投稿を見て、商品を買った、行動したことがあると答えたそうです。
 



自社<第三者<知り合い


 
ポイントは、この「誰が(WHO)」なのですが、
以前、私はECだけでスニーカーを販売していました。
 
私自身があなたへ
「このスニーカーの、ここがめっちゃええから、
絶対に買わなきゃダメですよ!」
 
と言われるよりも、
他のお客さんがフィードへの書き込みで
 
「このスニーカーの、〇〇がいい感じなんですよ。
私は2足買っちゃいました」
 
と言われたほうが、はるかに影響力ありませんか?
まあ、そりゃそうですよね、
 
自社の人間がいくら良いというていても、ただ
売り込まれてるだけで、全然お客さん目線ではないです。
あなたにもこんなことありませんか。
 
自分から見て知っているセンスのいい人や、憧れの誰かが
投稿している商品を見たり調べちゃった。
 
これは、多くの人があるかと思うのですが、
インスタで身近な人や友達があげている飲食店。
 
気がつけばブックマークして、自分も行っちゃった。
 
こんなこともあるんじゃないでしょうか。
 
影響力がある人が勧めていたら、行動しちゃう
というのはもちろんあるけれど、
 
案外、あなたが知っている身近な人が、
紹介している方こそ影響力が強いこともあります。
 
当然の話しですが、全く知らない誰かが

ブログなどでお勧めするよりも、

直接知らなくても何度かインスタで見て

フォローしている人がお勧めすることのほうが

遥かに影響力があるってことです。


熱狂的=熱量が高い 


一見、影響力にもっとも関係するのは
フォロワーの数だと思いがちですが、
じつは数よりも大事なものがあります。
 
それは・・・、「温度」です。
 
「温度」が激アツの熱狂的ファンがいる
ブランドは、めちゃくちゃ強いです。
 
あなたのブランドの商品を買ってくれて、
勝手に周囲にお勧めしてくれます。
 
まるであなたのブランドの営業マンのように
なり、リアルな場でもSNS上でも拡めてくれます。
 
なんなら、SNSのアイコンすらあなたのブランドの
商品やロゴになっている時すらあります。
 
ここまでエンゲージが取れたら、もう熱狂的ファンと
呼んでもいいでしょう。
 
その熱苦しいまで行動している姿を見ると、その周囲の
知り合いもだんだんと熱量が伝わっていきます。
 
こうして口伝いではなく、SNSの画像とコメントを
通じた視覚の「口コミ」が拡がっていきます。
 

諸刃の刃になる「メンション機能」とは?

熱狂的なファンがもっともブランドにいい
影響を与えるSNSこそがインスタです。
 
彼らの熱狂ぶりは「メンション機能」で
十二分に発揮されます。
 
「メンション機能」とは、#ハッシュタグ
ブランド名を付けて投稿された画像やストーリーズを
一覧できる機能です。
 
このブランドトップページの右下にある
赤丸した人型のタブ、これがメンションボタンです。

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(↑手前味噌ですがこれは今年立ち上げた

弊社のブランド「Priveve(プリヴェヴェ)」です。)


これをクリックすると、これまでそのブランド
をタグ付けした人たちの投稿が一同に見ることができます。
 
つまり、このメンションの中はリアルな口コミが
投稿されている場になります。
 
そう、ブランドにとって嘘をつけない本当の
投稿がそこに出てしまうんです。
 
ミレニアル世代(1981-1995年生まれ)後半から、
Z世代(1996-2012)を今の若い子たちと定義すると、
 
彼ら彼女たちは、インスタの投稿を見ていないと
言われています。
 
じゃあ何を見ているかというと、
ほぼ「ストーリーズ投稿」。
 
ただ、ストーリーズはあくまでそのブランドを
フォローしているから見ることができます。
 
じゃあ、あなたのブランドを知らない人たちが
仮にあなたのインスタページに訪問したときに
どこを見るかといえば・・。

もう分かりますね、
「メンション」なんです。
 
今の若い子たちは、すでにgoogleすら
使いません。
 
「なぜ、googleで検索しないの?」
と聞いたところ、
 
「だって、googleのトップページは全部
嘘ばっかりじゃないですか」

う〜ん、興味深いです。
 
たしかに、googleのトップページは、
企業の広告と比較サイトの嵐。
 
本当に欲しい情報からあまりにも
遠いものばかり。

つまり、嘘と言われても仕方ない・・。
 
だから彼らは、何かを検索するのもインスタです。


そのインスタの中でも、唯一信用している
のが「メンション」なんです。
 
ちょっと厳しい話をしますが、
「メンション」はウソつかなーい。
 
あなたのブランドに熱狂的なファンがいないと
「メンション」は盛り上がってナーイ。
 
あなたのブランドにイケてるファンが
いないこともバレてまうー。
 
ブランドにとって諸刃の剣となるのが
この「メンション機能」。

 
恐ろしい話ですが、今の若い子たちは
ここを見て、ブランドがイケてるのかを判断します
 
ファンの「温度」が直接可視化できてしまう、
それが「メンション」なんです。
 
なので、フォロワー数ばかり増やしても
「メンション」してくれるファンを増やさない限り、
いつまでも売れるブランドにはならないのです。
 
長くなりましたが、次回は「ストーリーテラー」の

大切な3つのポイント

誰が(WHO)
どこで(WHERE)
どうやって(HOW)

の「どこで(WHERE)」について書いていきます。
 
この投稿が面白いと思った方は、「スキ」かなんでもコメント書いてもらえたら嬉しいです。
 
あなたの一言で、めちゃくちゃやる気になって次回も書き続けます!
 
最後まで読んでいただいてありがとうございました。

今日も楽しんでいってらっしゃい。
 
ホンマヒデ
 
 
#ファッション
 
#ファッションブランド
 
#EC戦略
 
#D2Cブランド

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