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NYから見る日本の3ヶ月後未来予測


二度目のNYで一番感じていること

この国のコロナは過去のものに
なったということ。

マンハッタンからブルックリンまで
ウロウロしてみるけど、

完全に観光も飲食も大復活。

「コロナ!?ハ?なんですかそれ?」
もう、こんな調子。

今やアッパーゾーンでは、マスクしている方が
「お前、ワクチンまだなの?」的な目で見られる。

レストランはどんどん予約が
取れなくなっている。

あとは外国人がやって来て、
リバウンド消費と合わされば、

コロナ前よりも景気は良くなるはず。

この未来を見越して、米国S&P500や
ダウ平均もずっと過去最高を記録し続けています。

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ワクチン接種がいいのか悪いのかはNYで起きている今の状況は、
きっと、3ヶ月後の日本にもやってくる未来。

今日は、NYを見た上で、日本にどんなことが
起こるかを予測しましたものを書いていきます。

勝手に未来予測

■スーツ産業がV字回復


アメリカの大手スーツメーカーは軒並み
潰れかけていたが、ここに来て大きく回復。

ここ二年新しいスーツを買っていなかった
人たちの需要が一気にきています。

日本のロードサイドの大型店舗が
復活するかはわかりませんが、

百貨店やセレクトショップのミドルレンジ
以上のスーツを買い足す人は増えそうです。

ポイントは、「ここ一年以上買っていなかった
必需品の需要が復活」
の予測です。

■卸先を失ったブランドが過去最高売上

これまで卸売に頼っていたブランドたちは
卸先の店舗を失いました。

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※閉店してたTOMORROW LAND

しかし、その御蔭といえばなんですが、行き先を
失ったお客さんがブランドに直接買いに来ています。

NYでは、ワークモードスタイルの代表的ブランド
エンジニアガーメンツもその好例のひとつです。

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※ Nepenthes New York

コロナ前に比べて、店舗自体も非常に好調。

ただ、これはオフラインでの需要が大きく
影響しているので、オンライン店舗だけだと
そこまで影響はないかもしれません。

■美味しいレストランが全然予約取れない

コロナ禍で何がストレスだったかといえば、
人に会えなくなったこと。

誰かと会って、ご飯を食べて、
お酒を飲んで。

やっぱりみんなお店で美味しいもの
食べたいんです。

気持ちよく外でワイワイ飲みたいんです。

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※モダンコリアン ATOBOY

ウーバーイーツだけでは空腹のニーズを
満たせても、美味しいものを誰かと食べたい
とうウォンツは満たせません。

東京もすでに中目黒や学芸大、自由が丘
など、すでに盛り上がってきてます。

資金に余裕があれば、いま飲食店出店するのって、
めっちゃいいタイミングではないでしょうか。

■東京にしかないショップが盛り上がる

SOHOにある、SupremeやKITHは週末、
若者が大行列を作っています。

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※SOHOのSupreme

この多くはアメリカの地方都市からやってきた
観光客たちです。

緊急の失業者手当的な補助金を受けて、若者
たちは一斉に装飾品を買っています。

助成金の金額にもよりますが、外に出かけたい
ニーズと、消費したいニーズがかけ合えば、

ファッションは最も購入されるものの
一つになる可能性が高いです。

■外飲みが進化する

NYの休日、大きな公園にはシートを持って
きてみんなでワイワイ、ゴロゴロ。

これは日本でもよく見かける風景でも
あるけど、ニューヨーカーのスゴイのが

公園にテーブルと椅子にデリとワインを
持ち込んで、バンバン飲み会してます。

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※Battery Park

しかも、結構な大所帯でやっていたり
ワインも高級ワインで、料理もめちゃ豪華。

ウーバーイーツが大活躍。

公園でグランピングをやっているような
感じなんですが、これがめちゃ楽しい。

日本だと公園でお酒禁止のところもあると
思うので、どこまで浸透するかわかりませんが、

ウーバーイーツの進化により、
いずれ日本でも流行りそう。

■国外旅行ブレイクにより、旅客会社の
株価も高騰

コロナの影響でダメージを受けていたのは
飲食、アパレル、そして旅行産業。

当たり前だけど、旅行産業は当たり前に
復活するはずです。

アメリカではユナイテッド航空やアメリカン航空の
株価は右肩上がりです。

ハイアットやマリオットの株価もコロナ前に
ずいぶんと近づきました。

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2ヶ月前に$140で泊まれていた、マンハッタンの
ホテルは、今回すべて$350超えていました。

ただ、なぜかコロナ禍にIPOしたAIRBNBだけは
株価が伸び切らず低迷しています。

民泊とホテルだとなんとなく衛生面が
気になるから、なんて理由もありそうですが

世界が行き来自由になるころには、
一気に上がりそうでもあります。

■マスクが全然売れなくなる

あなたはマスクを付けたい人ですか、
それともコロナだからつけてますか?

アメリカ人の99%はマスクつけたくない派。
※個人の見解です

そもそもマスク嫌いな彼らからしてみると、
マスクとコロナのネガティブな記憶が合体していて、

マスクをつけているだけで元気がなくなる
とまでいうています。

こうなるとマスクはネガティブな商品の
ひとつになったために、なかなかもう売るのは
厳しくなりそうです。

ただ、いまLAを中心に観戦があ広がってきている
「デルタ株」もあります。

一度ワクチンを打って、マスクを外した人たちが、
どれくらいまたマスクをするのに注目しています。

日本人はもともとマスク好き。
マスクをしているほうが気分が楽な人もいる。

なので、アメリカほどマスクの売上は
大暴落することはないかもしれませんが、
需要は大きく下がるはずです。

工場でもアパレルが売れなくなってマスクを
作っているところも少なくありません。

ですが、そろそろ切り替えていかないと
「あれ!?全然注文が来ない・・」

なんてことにもなるかも知れないので、
準備しておきましょうね。

アフターワクチンの世界

いまNYで起きているところから
日本にも訪れるであろう未来を予測しました。

コロナ前から、withコロナで
私たちの生活環境は大きく変わりました。

そして、今度はアフターワクチンの世界が
やってきます。

まるで「大富豪ゲーム」のように
ルールが大きく変わるでしょう。

従来のやり方だけでなく、新しい
世界へ柔軟に対応していきましょう。

ひとつ言えることは、

毎日何万人も死者が出て、アジア人が
バンバンぶっ飛ばされて、

ホームレスで荒れ果て、街から人が消えた
マンハッタンがいま、完全に復活しています。

日本もあと少し、今できることを
準備しておきましょう。

空けない夜はない。

ホンマヒデ

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