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入社時のオリエンテーション

田中ひではる

 ここ最近入社した3名のスタッフへオリエンテーションと虐待防止研修を行った。全部で2時間くらいあり、これを入社する人全員に行うのは骨が折れるが会社の方向性を知ってもらい、虐待について考えてもらう重要な時間なので今後もやっていく。

 そして今回も他業種からの転職者が2名。
2人ともサービス業からの転職なので、ご利用者への心配りには感度が高そうな気がしている。そう、サービス業出身者は介護業界との相性がメチャクチャいいのだ。
虐待防止研修においても熱心に聞き、質問に対してもしっかり意見を出してくれた。

 虐待防止研修は1回やったからOKとはならず、定期的にセルフチェックを行い、自分と一緒に働く仲間の支援を見直さなければいけない。一緒に働く仲間の支援を評価するのは簡単ではない。
人間として当たり前だけど同僚へ感情が入ってしまい、ご利用者の利益に沿っていない支援も指摘できなくなるからだ。

 虐待防止の研修は最低年1、セルフチェックは半年に1回はやる予定だ。虐待防止は法人や事業所のトップのマインドセットが大きな"最初の一歩"らしいから僕が意識を高く持つ必要がある。

 そして虐待防止で一番大事なことは"教育"。これまでの事例を基にすると、
「介護に関する知識や技術がなかった」
「障害特性を知らなかった」、
このような回答が上位にくることからも、虐待をしてしまった人に教育が行き届いてなかったことが明らかである。
だから1度やったからOKとはならない。法律や考え方も更新されているからだ。

 会社の方向性についても同じことが言える。重要なことは何度も何度も何度も「あっちに行こうよ!」って言い続けなければいけない。人間は忘れてしまう生き物だし、目の前のご利用者も仕事仲間も"今"楽しそうにしているから順調だ!と勘違いもしてしまう。
 "今"楽しいのは超重要なんだけど、ご利用者の生活の幅を広げたり、素敵な体験を提供するためには未来に投資をする行動が必要だ。

 そのためには人人人、介護は人なのだ。現場スタッフを育て虐待を予防し、「この会社が提供したい価値はこれだよ!」って方針を伝え続ける。
僕たちは介護や支援を提供するだけではない。ご利用者が"ありがとう"と言われる社会を作りたいのだ。


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