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お金の話

田中 ひではる

 僕がこの仕事を始めた頃はまだ、「福祉の仕事でお金の話をしてはいけない!」みたいな風潮があったけど、いつからかそんな雰囲気はなくなったように思う。
 僕が起業したあと勉強して知ったんだけど、社会福祉法人でもNPOでも株式会社でも例えば家族でも…ある一つの団体が継続性を持って活動していくならば、現代ではお金の話からは避けて通れない。
たしか元村上ファンドの村上さんの本で書いてあったかな。

 うちの前期の売上は2億5千万で、100万円くらいの純利益だ。ここだけを切り取ると「利益少なっ!ヤバい会社やん」って思うかもしれないけど、会社にはそれぞれステージがある。
未来に投資している企業は目の前の利益は出にくいし、"手堅い"企業は利益が出やすい。
"良い赤字"、"悪い黒字"っていう見方もある。
 どっちがいいとかそんな話ではないんだけど、利益はその団体のお金の使い方とかスタイルで大きく左右されるので一概に判断はできない。

 その流れで話をすると、うちの会社は少し攻めのスタイルだ。でもこれは近隣の障害福祉サービス事業者と比べてっていうだけで、他の産業からすると遅々たる歩みかもしれない。

 僕は余計なお金を残して企業活動をすることにあまり価値を感じない。
もし淘汰されるなら企業努力が足りずご利用者から必要されてないってことならそれでいい。めちゃくちゃ努力した結果、つぶれるなら潔くそれを受け入れるだろう。
 その努力は惜しみ無くやっていく。
僕は2人目の子どもが産まれたばかりだけど、育児も仕事も一生懸命やることはできる。

 前期は利益がほぼなく今期もまだまだ出ないだろうけど、来期からは利益が出てくる計画なので、10%程度の利益だけは残してあとはご利用者の満足度向上とスタッフへの給与で使い切る。
余計なお金は残さず使い切る。
楽しいことをみんなで共有して、自分の人生も楽しむために僕はそのスタイルでいこうと思う。
ちなみにプールを作ったのもその考えの一つだ。

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田中 ひではる
【これから一緒に働く人、今一緒に働いている人】に向けての日記 1983年生まれ 株式会社障がい者ライフサポート 代表 広島市佐伯区で障害福祉サービス事業を経営 会社HP https://funny.hiroshima.jp/