マガジンのカバー画像

#一枚絵図

95
一枚の絵図で言いたいこと書いてみたシリーズ
運営しているクリエイター

2023年2月の記事一覧

プログラミング未経験者に難しいこと=「環境のセットアップ」

はじめに最近、プログラミング教育が非常に流行っています。学校だけでなく、企業でもDX推進人材と称して、プログラミングの教育を施している事例も多く見られるようになってきました。 一方で、特に未経験者にとっては、プログラミングは難しいものと捉えられることが多いです。今回はこちらについて考えていきます。 未経験者は、そもそもプログラミングする環境にすらいないプログラミング未経験者への教育という観点で書かれる記事は「プログラミングがなぜ上達しないか」について考察する記事になること

データ分析としての難易度と、業務課題解決の難易度は比例しない

はじめに最近は、業務上の課題を解決するために、業務上で得られたデータを分析することが重要だと言われることが多いです。そのような取り組みを 「業務DX」などと呼んでいる かもしれません。呼び方はともかく、これらの取り組みでは単にデータだけあってもしょうがないというのもよく言われることだと思います。 今回はある現場の例をもとに、データ分析としての難易度と、業務課題解決の難易度について考えたいと思います。 そもそも「データが『ある』『ない』」とは?以下の記事をご覧ください。

¥100

「人間拡張」って?

はじめに好きな本の一つに「拡張の世紀」という本があります。 この本には非常に多くの学びがあるので、是非ご一読をお勧めします。個人的には 計算機が小さくなるというカーツワイルの言葉 (p144) 2030年、1人当たりのセンサーは150個に (p150) 世界初の人間拡張はメガネ。13世紀のイタリアで、おそらく僧と学者が最初に使いだした (p320) 初音ミクは人間を越える偉大なポップスター (p370) などなど、たくさんあるのですが 今回は「人間拡張」という言

企業内にコミュニティを作るといっても、大抵の場合その整理すらついていない件

はじめに先日、以下のような記事が配信されておりました。 こちらの記事では、エンジニアのコミュニティやテックブログに関する内容が書かれております。 実は、このnoteでも以前「DX研修後のつながり」に関する記事を書いたことがあります。 こういったつながりは「(企業内)コミュニティ」「(企業内)オンラインサロン」というフレーズで呼ぶことが多く、その必要性が叫ばれることが多い気がします。にもかからわず、コミュニティ構築の具体的な成功事例はあまり聞いたことがありません。 そこ

¥100

VUCAの時代、必要なスキルは「転職力」?

はじめに現代はVUCAの時代と言われます。技術者として、この先生きのこるために、我々は何を考え、どのようにふるまう必要があるのでしょうか? ここで一度改めて考えてみたいと思い、noteを書いていきます。 VUCAとはいまさらですが、VUCAとは何かについて確認しましょう。 このうち、Volatility(ボラティリティ)は、投資や金融商品の関連でよく見る用語です。 ここでは「これからの時代、未来像/ビジョン/計画は、当初想定していたものよりブレ幅が大きい」と解釈いたしま

¥100