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南場さんに言われた「お前はもっとワガママに仕事しろ」というお話

台風15号が関東近辺に上陸したということで昨晩から今日にかけて首都圏は大混乱でしたね。
弊社はフルリモートなので仕事には全く影響ないのですが、保育園はこういった時もやっていたり、交通をはじめとしたインフラ系の方のお仕事されている方のおかげで生活できていて、本当にすごいなと感じました。


今日はDeNAで働いていた時、その中でも人事として約1年半働いている時の上司に言われた言葉をふと思い出した瞬間があったのでそれについて書いてみます。


タイトルにもありますが、その上司というのはDeNA創業者の南場さんです。はい、あの南場さんですね。
有名な話なのでご存知な方も多いかもしれませんが、約2500名を超える規模になった今でも南場さんは「採用」、特に「新卒採用」には並々ならぬ思いとコミットメントをしています。
私は人事として中途採用、新卒採用どちらも経験したのですが、新卒採用の責任者をしていた時は、ほぼ南場さんとマンツーマンで全ての方針から戦略までを決めていきます。


南場さんの仕事に求めるプロとしての水準の高さや、採用しようとしている学生への妥協のなさ、超実力者かつ「発言責任」の名の下にガンガン遠慮なしに意見をぶつけてくる面接官や役員陣、戦略や施策などの思考が甘いとめちゃ言ってくるチームメンバー、そして通常の業務+週末のイベントや夜の会食などかなり多忙なスケジュール、といったなかなかハードな環境ゆえ、社内で「次、新卒採用のマネージャーなんです」と挨拶や報告に回ると「おぉぉ...そうかー。頑張ってね、大変だけど...」と100人中100人に言われるポジションですw

正直、社会人人生で一番きつかったし、でも30歳超えて一番成長したんじゃないか?と感じることができた期間で、あの仕事がなかったら今の私はないかもなと思っています。


さて、前置きが長くなってしまったのですが、
超ハードながらもなんとか仕事を頑張っていた時に、いつもの南場さんとの1on1でふと南場さんにタイトルの言葉を言われました。


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