見出し画像

WarnerMediaの新しい動画配信サービス、選べる3つのプランは「映画推し」で。

AT&T傘下のWarnerMedia(旧Time Warner)が、2019年末に向けて立ち上げると言われている独自の定額動画配信(SVOD)サービスの概要が徐々に見えてきています。

AT&Tの株主向けのプレゼンテーションの場での発言によると、新しいSVODサービスは3つの柱で構成されるとのこと。まずエントリーレベルは映画に特化したパッケージ。その次はオリジナル番組と大ヒット映画も加えたパッケージ。最後は前述の2つのパッケージに加えてWarnerMediaの膨大なライブラリーや外部から調達した作品をあつめたパッケージになる見込み。

WarnerMediaは、Harry Potter・Hobbit・The Lego Movie・‎The Lord of the Rings・DC Comicsなど強力なフランチャイズを抱えており、他にもHBO・CNN・Cartoon Network・TBS・TNTなどのチャンネルも抱えています。新興系であればスポーツ特化のBleacher Reportやアニメ特化のCrunchyroll、ゲーム特化のMachinimaなども。そうそう、Gunpowder & Skyも。これらの資産をどうやって組み合わせ、既存事業(例えばDirecTV NOWやHBO Nowなど)と重複しないようにサービスを作ってくるか、非常に気になります。

尚、AT&Tは先のDirecTVの485億ドルでの買収とTime Warnerの850億ドルでの買収に伴い多額の債務を抱えており、借入総額は1800億ドルと言われています。そのため非コア事業の売却で債務を減らすべく動き出しており、直近でもDramaFeverやFilmStruckなど次々と閉鎖を決めています。

さらにDisneyによる21世紀Foxの買収によって、Disneyの米Huluの持分が60%まで高まることもあり、WarnerMediaは自社が保有する10%の持分をDisneyに売却するのではないかとも言われています。

SOURCE:



140文字の文章ばかり書いていると長い文章を書くのが実に億劫で、どうもまとめる力が衰えてきた気がしてなりません。日々のことはTwitterの方に書いてますので、よろしければ→@hideaki