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絵本ナビとは何をやっている会社か

ざっくりいうと

「絵本ナビ」という、絵本・児童書の総合情報クチコミ通販サイトと、「絵本ナビスタイル」という絵本から広がる子育て記事サイトを運営しています。

絵本ナビは、我が子に(または自分に)どの絵本を選べばよいか、という課題に対するナビゲーション(案内や情報)とソリューション(購入や配信)を備えている、世界でも類を見ないサービスです。

我が子にどの絵本を選べばよいか、というのは、未就学児までの子どもを持つほとんどの親が多かれ少なかれ抱えている課題で、この解決のために、年間2,000万人以上のユーザーが絵本ナビを訪問してくれています。

基本的には、この2,000万人以上の「絵本を探している」ユーザーに対して、

① オンラインショップや定期購読(絵本クラブ)など商品販売を提供する「コマース事業(物販)」
② 出版社・一般企業のプロモーション実施やマーケティングの支援を行う「メディア事業(広告)」
③ デジタルでの絵本読み放題など「プレミアムサービス」と「絵本ナビえいご」を提供する「コンテンツ・ラーニング事業(課金)」

と、大きく3種類の事業を行っています。

ユーザーの人数や利用頻度が増えていくとすべての事業が伸びていくのに加えて、近年は絵本ナビサイトから離れての事業展開にも力を入れています(例えば、企業提供絵本制作やイベント開催、「スゴ得」「dキッズ」などNTTドコモのプラットフォームでのプレミアムサービス展開、法人向けの物販など)。

さらに、強みのある絵本・児童書に軸足を置いてサービスを磨きながら、その周辺の約15兆円の子育て市場(特に約1.8兆円の学習市場)に事業ドメインを拡大していきます。

個々の事業内容については、追って記事として上げていきますね。

支持されている理由

絵本選びという課題に対するナビゲーションとソリューションを備えている、と書きましたが、もう少し詳しく説明します。

次に読む絵本はどれがよいかな、と考えたとき、検討する軸はいくつかあります。

子どもの年齢、テーマ(動物、恐竜、食育、等々)、季節や行事(夏、七夕、等々)、状況(弟や妹ができたら読みたい、お友達と揉めた、等々)、シリーズ(ぐりとぐら、くまのがっこう、等々)といった軸です。これらの軸について、選書のプロであるスタッフのおすすめと、ユーザー評価などを組み合わせて紹介しています。

一番分かりやすくて需要が多いのは「年齢別」で、これは0歳から12歳までのコーナーになっています。

また、テーマ(季節・行事・状況など含む)やシリーズは、合わせて800ほどあり、細かいニーズに応えられていて好評です。
例えば「クリスマス」という切り口では、ただ「クリスマスの絵本」というだけでなく、「クリスマスに読みたい絵本」「小さい子向けクリスマス絵本」「クリスマスのしかけ絵本」「クリスマスのおはなし会におすすめ!」「クリスマスを知ろう」「大人に贈りたいクリスマス絵本」「小学生に贈るクリスマスの本」「贈り物に最適!豪華本・セット商品」といったように細分化されています。
これらの、作品の分類や選書は、毎年の新刊を加える作業を含めて、専門サイトならではのコンテンツといえます。

また、個々の絵本作品については、日本で最も詳しい情報を掲載しています。
著者・出版社や価格などの一般的な書誌情報は当然として、関連作品情報、絵本ナビによる紹介文(「みどころ」)、ユーザーレビュー(「みんなの声」)、ためし読み(「全ページためしよみ」「ちょっとためしよみ」)等々です。

「子どもとどんな時間を過ごせたか」など、この絵本をこれから子どもに選ぼうとしている方へのアドバイス、という観点で書かれた「みんなの声」は、単なる商品評価ではない温かみと、情報としての深みがあるとして好評いただいています。そして「何歳のお子さんに読んだか」という情報は、その作品の対象年齢をおおまかに把握するのに有益です。

上記を核として、作家へのインタビュー記事、絵本児童書を中心とした子育て関連記事、他では買えないオリジナルの絵本グッズ、レビューのコンテスト企画、等々等々、絵本・児童書に関しては群を抜いて豊富な情報が絵本ナビにはあり、これが多くの方々に支持されている理由です。

専門クチコミサイトの優位性

あなたがネットで何か情報を得ようとする場合、最も詳しく、情報が集まっていて、信頼できるサイトを利用するのではないでしょうか。
最も情報が集まっているサイトは有用性が高く、それゆえにさらに情報が集まり、さらに有用性が高まっていきます。
これは経済用語で「ネットワーク外部性(またはネットワーク効果)」と言われています。

ある臨界点を超えるとネットワーク外部性が働き、皆が1番のサイトを利用するようになります。
他分野の例としては、コスメにおける@cosme(アットコスメ)、レストランにおける食べログなどがあります。

サイトやサービスは、常にユーザーに満足してもらえるように進化を続ける必要がありますが、一方で絵本ナビはネットワーク外部性により構造的な強みを持っている、といえます。


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(2022/5/1追記)最新情報で更新しました。

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