ダイヤモンドの事実⭐︎やっぱり炭素の性質⭐︎
こんにちは!!
逃げ恥の最終話を見て、すごいパワーをもらったひこまるです。
周りに遅れること、三年半、本日ようやく同じ感動を共有できました(笑)
ガッキー可愛かった、
古田新太のハッピーエンドも良かった!!
逃げ恥は、契約結婚をテーマにしたお話でしたが、結婚指輪は買ったんでしたっけ?
「サイズわからなくて買ってない」って星野源が言ってから、特に言及なかった気がします。
皆さんは、結婚指輪は何が良いですか??
ダイヤモンドなんて憧れますよね!
(Wikipediaから画像をお借りしております。)
今日はそんなダイヤモンドのお話を簡単にまとめてみました!
少し短めに作ってみたので、読みやすいと思います!
こんな人におすすめ
・ダイヤモンドが好きな人
・ダイヤモンドがなぜ製品に活用されるのか気になる人
・身近な理科の雑学に興味がある人
よろしくお願いいたいします!
ダイヤモンドの活用法
ダイヤモンドは、製品としてよく使われる鉱物ということをご存知でしたか?
有名なものでは、歯医者さんのドリルや、ダイヤモンドコーティングされた包丁の砥石などがあります。
ドリルで歯を削るためには、ドリルは歯のエナメル質よりも硬くなければならないし、砥石は包丁よりも硬くなければいけません。
このように、ダイヤモンドの特徴である「硬さ」を有効に活用した製品がたくさんあります。
ここではもう少し踏み込んで、「どれくらい硬いのか」について考えてみましょう。
硬さを比べる基準に「モース硬度」というものがあります。
これは、「鉱物の、ひっかいた時の傷のつきにくさ」を1から10までで数値化したものであり、ダイヤモンドは最高ランクの10です!
そう、ダイヤモンドは最も硬い鉱物なのです!!
ひこまるは、将来結婚する時、ぜひ大きなダイヤモンドを買ってあげたいのですが、
もし喧嘩した時に、ダイヤモンドで殴られて歯ごとへし折られたら、と思うと非常に怖いです。
ちなみに、宝飾品に使われるダイヤモンドは、採掘されたうちのたった2割程度です。
自然に採掘される物の中には、色のくすんでいる物が多く、大部分は工業用に回されます。
そのため、高級な宝石用の品でガリガリ歯を削ったり、包丁を研ぐようなもったいないことをしている訳ではないので、ご安心ください!!
ダイヤモンドの硬さの理由
ダイヤモンドは炭素からできているということをご存知でしょうか??
しかし、同じ炭素からできているシャーペンの芯(黒鉛)は少し力を加えただけで折れてしまいます。
これらの違いはどこから生まれるのでしょうか?
それは、ダイヤモンドが作られる環境にありました。
ダイヤモンドは地下100kmという深い地中でしか作られません。
この場所は高温、かつ高圧力がかかっているため、これ以上ないくらい炭素同士を押し固めます。
そうすると、原子同士が規則正しい配置で結合し、透明な綺麗で強固な結晶、つまりダイヤモンドができます。
例えば、洋服をタンスに限界まで押し込もうと思うと、ぐちゃぐちゃに入れるのではなく、綺麗に一枚一枚畳んで、なるべくスペース取らないようにする方が良いですよね。押し固める事で規則正しく炭素が並び、その結果、綺麗なダイヤモンドができるのです。
ここまでのまとめ
・ダイヤモンドは、押し固められるので非常に硬い鉱物
・ダイヤモンドは規則正しく原子が並ぶので、透明で綺麗な結晶ができる
ダイヤモンドのもろさ
ここまで、ダイヤモンドの硬さのお話をしてきましたが、実はダイヤは何をしても壊れないというわけではありません。
ここでは、簡単にダイヤモンドのもろさについて説明します。
先ほど、モース硬度のお話をしましたね。
ダイヤモンドは10という最高ランクの硬さを誇っています。
しかし、これは、引っ掻いたときの傷つきにくさであり、一回の衝撃に対する強さではありません。
硬さには、ガリガリ削り続けて耐久を見る硬さと、どれくらい強い一撃に耐えられるのかの硬さの2種類があるのです。
ダイヤモンドが優れているのは前者の耐久性の硬さなのです。
衝撃に対する強さを調べると、一般的な工業に使われる鉱物よりも低いことがわかっています。
包丁やドリルに使えるのは、包丁をガンガン砥石に叩きつけることもなければ、歯医者さんがドリルでガンガン歯を叩く事もないからです。
そのような強さはダイヤモンドは持っていません。
ダイヤモンドを購入した際は、硬いからといって油断して落としたりしないよう気を付けてください。
ちなみに「ブリリアンカット」と呼ばれるカットの手法は、ダイヤモンドが壊れにくいカットとして発明されました。
ダイヤモンドを輝かせるカットとして有名ですが、壊れにくいカット方法でもあったとは驚きですね。
また、ダイヤモンドは炭素のため、燃えます。
お金に余裕のある皆さんは、ぜひ挑戦してみましょう!
自分で確かめるまでは納得できないと思います!
今回調べて初めて知ったのですが、「ダイヤモンド燃焼実験セット」という贅沢セットも発売されております。
これは、理科教員の方向けの実験アイテムですが興味のある方は最後にURLを貼るので、ぜひHPを確認してみてください。
まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございました。
みんなの憧れであるダイヤモンドの意外な一面をお伝えることをはできたでしょうか??
今後も楽しく科学のコラムを投稿していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
参考にしたHP
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