「プロダクトエンジニアです?」 理想を求めたエンプラSaaS企業での半年間
こんにちは、株式会社Acompanyの浅尾(@hide_ia)です。
現在の会社に入社して早くも半年が経過しました。
二ヶ月目時点で入社エントリを書いていましたが、入社直後なんてなんでもポジティブに見えがちですよね?
今回は、エンプラSaaSのスタートアップ企業で半年間を経て改めて見えてきた課題やギャップを整理し、シェアしたいと思います。
入社二ヶ月の時に書いたエントリはこちらです。
スピードと適応力が命の半年間
プロダクトの状況や方針の転換は入社してから半年の間に目まぐるしく変わっていきました。たったこれだけの間に正社員は約20人増え、チームの再編が1回、メンバーの入れ替わりが2度ありました。
組織をプロダクトで強くするための変更でしたが、適応力が求められる環境で、適宜現状を整理して目標を設定し、関係者を巻き込み開発を進める必要がありました。
スピード感持って進める中で気づいたら来週の開発のことしか考えてない瞬間もありましたが、チームのPdMの方が常に長期目線を持ってフィードバックをしてくれたおかげで非常に助かりました。一家に一人はPdM居たほうがいいと思います。
そんなこんなでプロダクトニーズの仮説立てから検証・ヒアリング・MVP実装のサイクルを回し続けています。もはや業務は開発だけに留まってないですね。
あなたは今何をされてる方なの?
「プロダクトエンジニアというらしいです」
プロダクトエンジニアについてはこちらの記事が丁寧にまとめられていたので引用させていただきました。
Acompanyでの具体的な業務は何をしているかというと、プロダクトのフェーズを進めるためにペルソナにヒアリングを行ったり、要求定義をして内部で揉んだり、Figmaでデザインをスクラップアンドビルドして顧客体験を検討したり、設計からフルスタックな開発まで駆け足でやったり、ステークホルダにFBをもらいにいって今後の進め方を考えるところまでチーム全員でやっています。
暗号技術の用語の理解に関しては弊社のR&Dチームが執筆している技術ブログを読んで素人に産毛が生えた程度の理解を獲得した気になっています。読んでて面白いのでぜひ。
仕事のモチベーションは、技術力を高めるために開発をしているというよりは、プロダクトを伸ばすためになんでもやる。の方が比重が高いです。
「あなたはフロントエンドエンジニアですか?」と聞かれると答えに悩むところですね。
入社前とのギャップとしては、思いのほか業務のカバー範囲が広いくらいですが、事業が伸びて組織が伸びることに嬉しさを覚えるタチなのでフロントエンドへのこだわりはそこまでありません。
エンジニアイベントの懇親会で仕事の話題になったときに、「普段は何をされてるんですか?」と聞かれて「なんでもやってます」と答えていましたが、それじゃ話は広がらないしなぁ…と回答に悩むこともしばしばあり、最初はフルスタックエンジニアとか、Web Developerとか範囲広そうな言葉をとりあえず選んでいましたが、「プロダクトエンジニア」というピッタリフィットな言葉があったので使っていこうと思います。
野心は強いが冷静に
私は一刻も早くプロダクトをPMFしている状態に持っていき、事業が爆発的な成長を遂げることを目指しています。しかし、逸る気持ちは抑えなければいけません。成長するには順番があるのだと考えています。
幼少期から「順番は大事だよ、割って入っちゃダメだよ」と教えられてきたような気がしますし、道路の白線の上を下向いて歩き続けてたら電柱にぶつかったこともあります。業界の先人達の話を聞いてもやはり着実にステップを踏むのが良さそうです。
今後も挑戦的な目標を掲げ続けながら、プロダクトを軌道に乗せるベく努力していきます。
ということで、複雑でダイナミックなエンプラSaaSを一緒に爆進するエンジニアリングマネージャー及びプロダクトマネージャーを積極的に採用中です。
選考に関係なく超カジュアル面談も実施しているので気軽に話を聞いてください。
ちなみに採用ページの代表の言葉が結構好きです。やるぞ感が出てきますね。
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