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オタク生活55年が語る若きクリエイターを”AWAKING"=覚醒させるヒント⑪

ジョン・ウイリアムズの名曲で育ってきた日々

昨日の投稿で『JAWS』鑑賞年齢を小学6年生(調べたら日本公開日は12歳の誕生日でしたわ)と書いたので、それが、ジョン・ウィリアムズとの出会いに思われたかもしれないけど、実は、それより前に彼の映画音楽に出会ってカッコイイなと思っている。半年前、小学校6年生の夏に見に行ったパニック映画『タワーリング・インフェルノ』でした。

TVの洋画劇場の常連『大脱走』や『荒野の七人』でお馴染みスティーブ・マックイーン目当てで父親に連れて行ってもらった初めての字幕で見る洋画でした。CGがない中で本物の炎で描かれたパニック映画。特撮でメチャクチャ高く見せられた超高層ビルの火災。今でも、大好きな映画の一本です。ジョン・ウィリアムズの名前を意識して、半年後に『JAWS』に出会った僕は“あのカッチョイイ『タワーリング・インフェルノ』と、このオッカナイ『JAWS』の作曲家は一緒なんだ”と意識し始めました。だから、出会いは合わせ技って言ってもいいかもです。

映画少年になったと言っても、中学生の小遣いで昔の映画を見るには名画座の3本立て(それでも、今のレンタルよりも全然高い。)月一回が限度だったわけで、当然、新作は話題作や大作になるわけで、『大地震』『ミッドウェイ』の鑑賞時にも印象的なメロディを耳にすることになりました。けど、小遣いが乏しい中、サウンドトラック盤を購入するまでの意欲は無く、たまにラジオから流れる映画音楽を楽しんでいるぐらいでした。

そんな僕は、中学3年でのはじめてのサントラ盤(しかもLP2枚組)購入に踏み切ることになります。『STAR WARS』のサントラ盤です。映画を見たのは夏でしたが、買ったのはお年玉ででした。
購入の理由は簡単です。世界観を表すメインテーマ。ルークのテーマ、レイアのテーマ、ジェダイのテーマ(スローとバトルバージョン)が、あまりにも映像とリンクしていたので、音楽を聴くだけで映像を思い出すことが出来たからです。(その日から40年。エピソード9で流れたジェダイのテーマに涙するとは、この時は思ってもいなかったなぁ)

その後、僕の映画少年時代はスピルバーグ監督作品、ルーカス監督作品、SF作品群を中心に移行するので『スーパーマン』『未知との遭遇』『スターウォーズ 帝国の逆襲』(これで、初めてダースベイダーのテーマを耳にするんだよね)『E.T』『スターウォーズ ジェダイの帰還』を劇場で、最高のBGMとして耳にしていったわけです。
当然、様々な映画音楽の作曲家(洋画・邦画問わず)への興味も、高校生になり名画座に行く機会やTVの洋画劇場で強まってはいきました。でも、サントラ盤購入まで至るのは、ジョン・ウィリアムズ作品ばかり。その理由は、おそらくキャッチィであり、気分を高揚させるメロディと、そのメロディが彩るキャラクターのイメージがドンピシャだったからだと思います。

だからこそ(数年間、着メロにもしていた)『レイダース 失われたアーク』で流れた“インディアナ・ジョーンズ”のテーマに出会った瞬間、ニタニタしちゃいました。疲れた時に聞くインディのテーマは(インディアナ・ジョーンズのキャラクター性もあって)4分間で気分を高揚させる音楽になっています。

その後、『太陽の帝国』『ジュラシック・パーク』『JFK』『ホームアローン』そして『ハリー・ポッター』『戦火の馬』…と、彼が作曲するメロディと付き合って約45年。今でも好きだと言えます。

だからこその、おすすめ。もし、あなたが音楽だけを耳にしていて、彩る映像を見ていない場合は、その映画を音楽を意識してみて欲しいと思います。
さて、明日は、他の作曲家に軽く触れたのち、これまた大好きなダニー・エルフマンとティム・バートン監督作品について書きます。

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