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ワクチンを打つ理由 21.6.24

現在51歳の僕は、在住市のルールによれば、今すぐではないが、七月以降にころなワクチンの接種券が送られてくることになっている。

僕も普通に受けるつもりだったが、親世代が先に受けて、その副反応が少なからず起きていることに、多少気が重いことはあった。

そこへ、有名アナリストの父親が、接種後に体調が悪化して高熱が出続けた、という映像をテレビで見て、心が揺らいでしまった。


ワクチンは危険、という考え方が一部である。
そう考えるのは自由だし、ご自分たちが打たない、というのであれば、その考えを否定することはできない。
ただ、打たないとどうなるか、は考える必要はあろう。
まず、感染リスクが高まり、自分が感染して、他人にうつす危険性も高まる。したがって、これまでと同様に、もしくはそれ以上に、ステイホームを続ける必要がある。
また、一言でワクチンと言っても、いろいろな種類があるのだが、「このワクチンなら良い」という意見も聞こえてこない。一律でワクチンは危険、ということらしい。
ワクチンの種類を問わずそれを打つと、大変なことになる、と反対派は真偽不明の“副反応”を列挙するが、それではワクチン接種以外でどうやって、感染を免れるかについての意見はあまり聞こえてこない。


ころなについて、もう一度おさらいしておくと
・感染力が強い(変異株はさらに)
・後遺症が長引く人もいる
・死に至る場合もある
・国民の大半がワクチンを打った国では日常を取り戻しつつあるが、そうではない国は収束までにはいまだ至っていない
と、こんな感じだろうか。

なお、ワクチンを打った後に亡くなった方はいるが、因果関係は不明。
謎や解明されていないことが多いのも事実ではある。

ただ、一部の反対派は、ワクチンを打つとこうなる! という恐怖を断定的に並べ立てるものの、論拠は「世界的に有名な〇〇が言っていた」などということが多く、発信者自体の素性は不明か一般人。ごくまれに医療関係者を名乗ることも。
大半はツイッターや某チューブ、ネットからの引用であり、その「ヤバい」動画が削除された場合は、「体制による検閲が」とのこと。

ただ、一つ疑問なのだが、生まれてから一度も何らかのワクチンを打っていない人は、少なくとも日本にはいないと思うのだが……。


ワクチンは、当たり前のことだが、我々一般人が打つまでには、安全性と効果が厳しくチェックされている。急に現れたように見えても、それ以前に製薬会社が長年の研究を重ねて、さらに治験のデータも収集している。
万が一、体に害のある成分が含まれているとしたら、その製薬会社は大ダメージを受けることは必至だ。
仮に、国の陰謀か何かで、害のあるものを注射したとして、自国民を危険にさらすことで、誰が得をするのか。
「ワクチンを打つ」以外で、同レベルで感染を予防する方法があれば知りたいのだが、それを反対派からの情報から知ることはできない。
集団免疫ができるのを待つにしても、感染力が強いために、いつ自分がかかってもおかしくはないはずなのだが。

先日、ワクチン担当の河野大臣自身がブログでデマを否定したので、参考までにモーメントを挙げておく。

しかしながら、大臣がここまで発信しても、「〇〇の言うことは信用ならない」との声も反対派の一部からは挙がっている。
「信用ならない」理由としては、「自分の意見と違うから」であり、主語は「私(たち反対派)が」となる。




ここでは「こうすべき」との結論は出さない。
僕も、ただの一般人だし。
ただ言えることは、互いに互いを誹謗中傷したり、妨害してはいけない、ということぐらいか。
いい大人なのだから、自分で判断するべき。未成年の方は、信頼できる大人の方の意見を参考に。
もし、周辺にいなかったら……。

うーん

お住まいの地域に、緊急事態宣言が出ているかどうかも、一つの判断材料かもしれない。


ちなみに、僕個人としては、言葉が攻撃的だったり、感情でしか動かない方の発言とは距離を取るようにしている。
これは、ワクチン推進派・反ワクチン派、どちらにも言えること。

打ちたい人は打てばいいし、そうでない人は打たなければいい。
ただ、打つ場合は副反応を、打たない場合は感染リスクをそれぞれ警戒する必要があるだろう。


ちなみに僕はすでに世界中の人が接種していることと、単純に自粛生活に疲れたので打つつもりだが、副反応はやっぱり気になる。

これさえなかったらなぁ……。





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