レインボーフラッグと、「はるか」な意味 20.1.1

あけましておめでとうございます

飛田流です。

ご存知かどうかわかりませんが。

本来、正月には、その年の抱負を書くのが自分の中での恒例となっているのだが、

まだ考えていな


いやいや、できれば元旦に書きたいことが別にできたので、それを先に。




大晦日は基本的に毎年紅白を観ている。
ひところのパワーはないにしても、それでもやはり随一のエンターテイメントであるとは思っている。

去年も当然観たわけだが、さすがに最初から最後まで観るほどでもなく、ところどころでチャンネルを変えたり、テレビ自体を消して、ここでのつぶやきを書いたりしたり。

今回は、もう自分を「隠さなくなった」きよしさんと、聖子ちゃんまで観て、ベッドに。


しかし、その翌日(つまり元日)に見たツイート。



……ん?
「虹色のフラッグ」とはレインボーフラッグ(※)のことだろうか。

レインボーフラッグ(直訳: 虹の旗、英語: rainbow flag, LGBT pride flag, gay pride flag)はレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー (LGBT) の尊厳と LGBTの社会運動を象徴する旗。1970年代から使用された。(Wikipediaより)


それが、紅白で……?


録画しておいた紅白をあらためて、観直してみる。


それが現れたのは、紅組トリのMISIAの曲(メドレー)だった。
司会の綾瀬はるかが、曲紹介。

「『2020年に向けて、年齢も性別も、国境さえも愛の力と音楽で超えていきたい』――そんなMISIAさんの熱い思いが詰まったステージです」

まずは『アイノカタチ』(綾瀬主演・ドラマ『義母と娘のブルース』主題歌)から始まり、『INTO THE LIGHT』へ。舞台上には女性ダンサーと、ドラァグクイーンのダンサーの集団が現れ、手持ちのレインボーフラッグを持った歌手たちの映像が。
そして『Everything』へと続き、MISIAの背後のスクリーンにはレインボーフラッグが大きく映し出される。「星屑スキャット」の姿も。(ミッツ・マングローブがメンバー)

レインボーフラッグの意味について番組では語られないが、それでもこの演出にはかなりの意味がある。

・好感度・実力ともに高い綾瀬はるかによる曲紹介
・日本の大半の人達が観ている、あの紅白でレインボーフラッグ・ドラァグクイーンが登場
・壇上の歌手(演歌勢含め)全員が、レインボーフラッグで応援
・注目度が高い「トリ」

岡崎氏のツイートで先に知っていたため、新鮮な感動はなかったが、MISIAの背後でレインボーフラッグが画面いっぱいに大写しになった時、(ついに時代もここまで来たか……)と感慨を感じた。

また、その紹介を綾瀬はるかがしたことも。

これは今から9年前の出来事で、「某女優」とは綾瀬はるかのこと。
某男優に引きずられた「失言」とも言えなくもないが、それから9年、たとえ「台本通り」であっても、彼女がLGBTQについて考えるきっかけにはなったのではないか。

仮にそうでなかったとしても、人気女優の言葉は視聴者の多くに影響を与えたであろうことは間違いない。


もちろん、すぐさま差別がなくなるわけでもないだろうが、少しずつ少しずつ時代は動き、人もまた変わっているのだと実感できたステージだった。



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