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大切なものは何かを教えてくれたこと

長女小学2年生の頃から2学期の始業式が9月1日ではなく、8月25日ごろからに変わった。今年の2学期の始業式が8月25日で。その翌日から通常授業で給食がスタートし一気に学校生活が始まりました。

7月上旬に予定されていた修学旅行が延期になり、2学期始業式の翌日から一泊二日の日程で修学旅行に行ってきた次女。

無事に帰ってきてくれてありがとうって言ったのを今でも覚えています。

いってきます、と いってらっしゃい。
ただいま、
 おかえり 。

いってらっしゃいと送り出して、おかえりと迎える。
無事に帰ってくるのを待ってますよ~。といつもここから願いながら送り出しています。
おうちにひとりでいても、出かける時はだれもいないけれど
いってきます、と声をかけてから出かける。おうちさんが行ってらっしゃいと言ってくれている気がするから。
だれもいないとわかっていても帰ってきたら「ただいま~」っていう。

修学旅行先で起きた不可解な出来事と疑いたくなる気持ちを正直に伝えたことで少しずつ昇華していったことと、何事もなく無事に帰ってきてくれたことが有り難く感じたことをまとめました。


不可解な出来事

修学旅行に行った次女にちょっと不可解なことがありました。
3年前にも似たようなことがあり今回もまたそれに似たことがありました。
修学旅行先の旅館の部屋に置いておいた水筒ホルダーがなくなったこと。夜は合ったけど、朝起きたら自分のだけがなくなっていたんだとか。探したけどどこにもなくて、水筒ホルダーは見つからないまま。

3年前、学校で黄色い帽子が紛失したことがありました。通学帽子なので朝必ずかぶっていきましたが、帰りの会の時に帽子がないことに気がついて。その帽子も見つからないまま。学校でなくなった黄色い帽子。探しても出てきませんでした。

今回もきっと見つからない・・・・。
黄色い帽子と同じようにまたモヤモヤしてしまいました。ぼろぼろの水筒ホルダーを誰が盗むんだろうと疑ってしまったり、嘘をついているんじゃないかと疑いをかけてしまったりしてしまった。

「疑い始めたらそれこそ誰も信じられなくなるだけだよ」という主人の言葉を耳にして・・・数時間後にハッとしました。
次女の身代わりになってくれたのかもしれない、と。
疑ってしまった気持ちを打ち切ったことで、次女が無事に帰ってきてくれたことが大変ありがたいことで。

6年間使い続けてきた水筒ホルダーはなくなってしまったけれど、次女が元気でいてくれることは変わりはなく、大事なものは何かを教えてくれているかのように。

目の前にあったものがなくなったり消えてしまうこと。

あるはずのものがなくなってしまうのはとても悲しい気持ちになります。
すぐに気持ちを切り替えることができないのですが、
時間が経つにつれて無事でいてくれてありがとうというキモチでいっぱいになって。

お空にむかって、
「無事に帰ってくることができました~。いつも見守っていてくれてありがとうございます」、と語りかけたら肩の力がスーッと軽くなりました。

大事に使っていたものだから、使い続けていたものだから、探したくなる。

探しても見つからないものもあるんですね。
そんな時は
自分の身代わりになってくれたんだと思うことにしよう。
見守ってくれているから、空に向かって感謝の気持ちを伝えよう。

これからも元気に生きていく。



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