23年ぶりの「もののけ姫」
映画が大好きです。
多い時は年120本観ていました。
映画館で観るもの、レンタルして観るもの、
動画配信で観るものなど、様々ありますが、
言わずもがな、映画館で観るのが1番好きです。
小学校の頃から1人で映画館へ行き、
好きな映画を観ておりましたが、
1度映画館で観た映画を、
再度映画館で観ることは、あまりなく。
そんな私が中学生の頃、
映画館に3度足を運んだ映画が、
この「もののけ姫」でした。
テレフォンカードを買い、
パンフレットを買い、
サウンドトラックを買い、
VHSを予約して買うほど、
ジブリの中で不動の1番です。
そんなもののけ姫が、
今映画館で上映されており、行ってきました。
「生きろ。そなたは美しい」
あの頃は単にサンがキレイな女の子だから、
そなた美しいのに死ぬなんて、もったいないじゃーん。
みたいな感じに思っていたんですが、
「生きろ」の前にサンは、
「死など怖くない」と言っています。
が、この時のアシタカはタタリ神の呪いを受け、
死という運命に抗うため、西へと来ました。
掟を破り、もがく自分に比べて、
サンはとても美しく映ったのかもしれません。
そしてそのアシタカも実は、
シシ神から「生きろ」と言われています。
自分だけのためではなく、
サンやタタラ場のみんな、シシ神の森でさえ、
手の届く全てを守ろうという、
ある意味1番強欲な行動をとり、
「目的のためなら死など怖くない」
と、いつしか当時のサンと同じ行動を、
取っていたのかもしれません。
主人公2人が「生きる」ことの意味を知り、
これから共に生きていく始まりの物語であると、
私は思っております。
というか、ジブリの中でも最高傑作と言われる、
名曲たちを映画館で聴くことにより、
まさかのオープニングタイトルの時点でなぜか号泣。
その後も名曲と名シーンが流れる度に、
涙がタタラ場の鉄のように流れていきました。
で、決心しました。
将来はシアタールームが欲しいと思っておりましたが、
ふと気づいたんです。
「あ、映画館に住めばいいじゃん」
そう、シアターハウスですね。
家自体が映画館みたいになっておけば、
わざわざルームを作らなくてもいいですよね。
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