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新型コロナウイルス情報掲示板⑧

新型コロナ接触確認アプリ「COCOA(ココア)」
自分と大切な人、地域、社会を守るために

 国は、新型コロナウイルス対策の一つとして、感染者と接触した可能性などを知らせてくれるスマートフォン(スマホ)用アプリ「COCOA(ココア)」の普及を進めています。

 このアプリは、ダウンロードしたスマホ同士が1メートル以内で15分以上接すると、近距離無線通信規格「ブルートゥース」で相手の端末をお互いに記録していく仕組みです。感染が分かった利用者がアプリ上で「陽性」と登録すると、過去14日間に接触の記録があるスマホに通知が届きます。通知を受けた後、アプリ上で自分の症状などを選択すると、帰国者・接触者外来の連絡先や検査受診などが案内されます。

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 陽性者との接触可能性が分かることで、検査受診など保健所のサポートを早く受けることができる利点があり、厚生労働省は「利用者が増えれば感染の拡大防止にもつながるので、ぜひ多くの人にアプリをインストールしていただきたいです」と呼び掛けています。

 首都圏のみならず、県内でも感染の第2波が発生しており、石巻地方でもいつ感染が広がるか分からない状況が続いています。感染リスクは社会生活の場の至るところに存在していますが、今後も経済活動とのバランスを取りながら、感染拡大を防止していかなければなりません。自分自身や大切な人、地域と社会を守るために、できることから始めてみましょう。

アプリ利用者向け Q&A
(厚生労働省ホームページより抜粋)

Q1.個人情報が収集されることはないですか。
氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人の特定につながる情報を入力いただくことはありません。他のスマホとの近接した状態の情報は、暗号化のうえ、ご本人のスマホの中にのみ記録され、14日の経過した後に自動的に無効になります。行政機関や第三者が接触の記録や個人の情報を利用し、収集することはありません。

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Q2.利用はいつでも中止できますか。
いつでも任意にアプリの利用を中止し、アプリを削除することで、すべての過去14日間分までの記録を削除できます。

感染者との接触可能性をスマホで通知

アプリは、App StoreまたはGoogle Playで「接触確認アプリ」で検索し、インストールしてください。QRコードはこちら↓

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石巻保健所 健康づくり支援班コラム
免疫力を低下させない体づくり

 食中毒は俗に「食あたり」と呼ばれていたもので、飲食物を介して体内に入った病原菌や有毒・有害な化学物質によって起こり、比較的急性の胃腸炎症状を主な症状とすることが多い健康被害です。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために、お弁当などの料理をテイクアウト(お持ち帰り)やデリバリー(宅配・出前)で利用する方も多いと思います。今回は、食中毒予防の観点から、それらを利用する際の注意点をお知らせいたします。

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 テイクアウトやデリバリーでは、調理から食べるまでの時間が長く、気温の高い時期は、特に食中毒のリスクが高まります。

■鮮魚介類など生ものは避けましょう。
■ 「半熟」卵や「レア」な肉は中心部まで熱が通っていない場合があります。十分に加熱してから食べるか、避けるようにしましょう。
■ 自宅に持ち帰る際は、保冷剤、保冷バッグなどを活用しましょう。
※食中毒菌は20~50℃の温度帯でよく増えますのでご注意ください!
(食品は10℃以下まで冷やすか、65℃以上で保温することが望ましい)
■購入した食品は速やかに食べましょう。時間が経ちすぎたら思い切って捨てましょう。


現在、石巻Days(石巻日日新聞)では掲載記事を原則無料で公開しています。正確な情報が、新型コロナウイルス感染拡大への対応に役立ち、地域の皆さんが少しでも早く、日常生活を取り戻していくことを願っております。



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