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最終形態に変身!石巻に元気発信 初登場イシノマキマン・スーパー 川開きに由来 きょう誕生日

 感動をエネルギーに3段階変身する石巻市のご当地ヒーロー「イシノマキマン」。誕生日である8月1日、初登場から5年目にして最終形態の「イシノマキマン・スーパー」に変身した。【外処健一】

 デザイン業の「印刷館」を運営するビヨンド(斉野浩一代表)=同市鹿妻南=が生み出したキャラクター。どこにでもいる白い犬こと「イーヌ」が変身すると青が基調のイシノマキマンになり、さらに感動エネルギーがたまると赤い姿のイシノマキマン・スーパーになる。

イシノマキマン①

「イーヌ」こと、ただの白い雑種犬。お腹にはマキイシタイマーがある

イシノマキマン②

イーヌが感動すると、めんこいHERO「イシノマキマン」に変身!

イシノマキマン③

変身の最終形で、赤色に変わり「イシノマキマン・スーパー」に

 平成27年にデビューし、翌年にはイーヌとイシノマキマンの着ぐるみが完成。地域の祭りや文化祭、スポーツイベントなどの出演で人気を集め、文具や雑貨、食品など企業、高校とのコラボ企画も含めて30種類以上のオリジナルグッズがある。

 イシノマキマンの胸にはマキイシタイマーがあり、これは石巻の地名である「巻石(まきいし)」に由来。石巻に港を開いた川村孫兵衛に対する報恩感謝を込めた「石巻川開き祭り」(8月1日)にイシノマキマンが誕生した経緯があり、5年目でついに最終形態となった。

 イシノマキマン・スーパーが初めて舞い降りたのは、同市鹿妻の鹿妻北地区集会所前のテラス。マントをなびかせてサングラスを装着し、空を飛ぶかのように力強くポーズを決めた。

 斉野さんは「本来であれば、きょうの川開きで披露したかったが今年は新型コロナの影響で中止。当面はSNSなどの動画配信が中心となりそうだが、コロナの早期収束を願いながら、感動エネルギーがあふれる石巻で皆さんに元気を届けていきたい」と話していた。


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