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東北ゆかりの俳優熱演 舞台「煙が目にしみる」 涙と笑いの斎場模様

 東北地方出身の俳優らが舞台を届ける「TOHOKUルーツプロジェクト」の東松島公演が先日、東松島市コミュニティセンターで開かれた。同市出身の葛岡有さん(18)も出演し、笑いあり、涙ありの舞台を市民らに届けた。

 同プロジェクトは平成24年に発足。東日本大震災の発生後、〝被災地〟と呼ばれるようになった古里に、新しい記憶と思い出を創りだすことを目的としている。28年に岩手、宮城、福島の3県出身者を軸とした音楽劇「想稿・銀河鉄道の夜」を都内や仙台市などで上演した。

 今回も3月11日の東京公演を皮切りに東北各地で公演を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止で、東京と仙台市、福島県南相馬市での公演は中止となった。

東北ゆかりの俳優ら公演「煙が目にしみる」 (53)

東松島市出身の葛岡さん(左から2人目)ら東北ゆかりの俳優が熱演

 今年の演目は「煙が目にしみる」。俳優ら13人が出演し、田舎町の斎場で自らの火葬を待つ二人の幽霊を軸に、周囲の家族や親族らとともにストーリーを紡ぎ出す。葛岡さんは高校生の娘役を演じ、亡くなった父親との微妙な距離感を劇中に落とし込んだ。

 死を扱うストーリーながら、最後はクスッと笑える演出で会場を和ませ、カーテンコールは盛大な拍手に包まれた。



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