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桃生は1等米の太鼓判 令和2年産米 高品質で順調な滑り出し

 石巻地方の令和2年産米の検査が18日、石巻市桃生町のJAいしのまき桃生低温倉庫などで始まった。今年は梅雨の長雨で生育の遅れが懸念されたが、その後の好天で順調に育ち、午前の検査では1等米比率が100%となった。【渡邊裕紀】

令和2年米初検査 (35)

形や色などでコメの等級を決定した

 同倉庫で検査されたのは桃生地区で収穫されたひとめぼれ、ササニシキ、まなむすめの3品種約166トン。5人の検査員がコメの水分量や形、色などを目視で確認し、等級を決定。確定したコメの袋には1等米を表すスタンプが押された。

note用米検査 (1)

厳しい目で粒をチェックする検査員

 同JAによると、今年の石巻地方は8月以降の好天で稲が非常によく成長し、品質、収量とも例年(47万俵)以上になる見込み。しかし新型コロナウイルスの影響で飲食店を中心に需要が落ち込んでおり、価格は例年より下落しているという。

note用米検査 (2)

 同JA営農部の中沢浩明課長は「今年は品質がとても良く、太鼓判を押せる。おいしい宮城の新米を楽しんでほしい」と話した。検査されたコメは26日ごろに市内の店舗に並ぶ予定。


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