「花園の夢と未来」 ③対応 人を呼び込んでこそ
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「花園の夢と未来」 ③対応 人を呼び込んでこそ

石巻Days(石巻日日新聞社公式)

 公園に人を呼び込むのに、お祭りほど刺激的なものはない。8日、石巻南浜津波復興祈念公園の四丁目北広場では第2回青空マーケットが開催され、約6千人が楽しんだ。

 「石巻最大級の食フェス」と題し、NPО法人こころの森などが主催した。昨年10月の第1回の倍にあたる73店舗が出店。飲食のほか古着、雑貨、花などバラエティーに富んだ店が並び、黄金週間の最後を盛り上げた。

 大街道南の櫻井弘一さん(59)は「こういうイベントはやっぱりワクワクしていい」。東日本大震災で知人を亡くしたといい、毎年3月11日に釣り船を出して沖で酒を注いで供養する。公園は「忘れないためには大事な場所」と話した。

青空マーケットのにぎわい

 駅前北通りから訪れた山内ゆかりさん(50)は「いつでも来られると思っていたけどきょうが初めて。広々としてとてもいい公園」と楽しんでいた。
 用意した米15キロ分が早々に売り切れたビストロ種のオーナー松本敏明さん(47)は「たくさんの人が集まるイベントはありがたい。また参加したい」。コロナ禍でなかなか店に客が戻らないため、イベントでの売り上げは欠かせないという。

 公園に人の足を向け、経済が回り、来場者が楽しみ、主催者も満足する三方よし。「イベントがきっかけで全然いい。どういう意味の公園なのか、それから知ってもらえれば」というのは石巻おでんなどを販売した山徳平塚水産の平塚隆一郎社長。視察した齋藤正美市長はにぎわいを見て「またやれたらいいね」と関係者を激励した。次回は7月中旬に開催される。

 随時行っている植樹も、公園を知ってもらう大事な機会。昨年は市の教育委員会からの申し入れで桜坂高校の全校生徒が植樹に参加した。小学校では保護者が加わるケースもあり、植樹をきっかけに親子で会話が弾めば自然な形で震災伝承、命の教育につながる。公園の基本理念をストレートに反映した行事といえよう。【本庄雅之】





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