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笑いで地域盛り上げよう 石巻圏DMO 10月4日に決定戦

 一般社団法人石巻圏観光推進機構(石巻圏DMO)は、新型コロナウイルスで停滞する地域を盛り上げようと、笑いと観光PRの腕を競う日本初のコンテスト「笑いで石巻エリアを盛り上げるお笑いマスター決定戦」を開く。動画による一次予選を勝ち抜いた7組は、10月4日に石巻市山下町の飛翔閣でネタと地域PR動画をプレゼンテーションする。【山口紘史】

笑いで石巻エリアを盛り上げるお笑いマスター決定戦 (2)

決定戦進出のレオタードゆりさんは萬画館で動画撮影に臨んだ

 フリーのピン芸人が対象で、すでに動画サイトでの一次審査は終了。1年目の新人から22年目のベテランまで全国から19人の応募があり、3分間のネタ動画を審査。テレビ番組などでも活躍する7人が決定戦に進んだ。

 決定戦はネタを披露した後、地域のPR動画をプレゼン。会場の笑いや動画の質、司会者とのやりとりの面白さを審査し、各市町の観光協会会長らが評価する。10月6日からは当日の様子が動画サイト「ユーチューブ」で閲覧でき、視聴者のグッドボタンを得点に加点。最終的に11日午後7時に石巻圏域DMO公式チャンネル「海街さんぽ」で優勝者の発表を生配信する。

note用笑いで石巻エリアを盛り上げるお笑いマスター決定戦 【写真説明】石ノ森萬画館スタッフから館内の案内を受け、動画制作のイメージを膨らませるレオタードゆりさん

石ノ森萬画館スタッフから館内の案内を受け、動画制作のイメージを膨らませるレオタードゆりさん

 決定戦出場の7人は今月半ばに2市1町の観光施設や景観地に分かれ、観光PRを盛り込んだネタ動画を撮影。このうち女芸人日本一を決める「THEW」で2年連続準決勝進出を果たしたレオタードゆりさん(27)は16日、石ノ森萬画館とサン・ファン館で撮影に臨んだ。

 ゆりさんは「どちらの施設も魅力にあふれていた。石巻の良さが伝わる動画にし、優勝を狙いたい」と意気込みを語っていた。

 優勝者と準優勝者には賞金のほか、11月から来年2月までの間の2回、石巻地方に1週間程度滞在し、地域の魅力をPRする活動に取り組んでもらう。


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