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マスク素材はウェットスーツ サーフショップ・シークレットが制作

 新型コロナウイルスの感染予防対策でマスクがなかなか手に入らず、不安を感じる人は多い。こうした人たちの支えになりたいと石巻市あゆみ野でサーフショップを営む黒須健一さん(52)は、耐久性の高いウェットスーツ生地を使ったマスク製造を始めた。【横井康彦】

 黒須さんは石巻市蛇田在住で現役のロングボードプロサーファー。東日本大震災で大街道にあった店舗が被災し、30年4月にあゆみ野四丁目の現在地にサーフショップ「シークレット」を設け、サーフボードやウェットスーツ、各種装備の販売、修理を手掛ける。

 新型コロナの感染者が増える中、黒須さんは「私も感染予防を考えたが、肝心のマスクが手元にないマスク難民だった。薬局では開店前から多くの人が並んでおり、そうそう買えない。繰り返し使えて安心感の持てるマスクを専門分野で作ってみようと思った」と経緯を話す。

サーフィン生地のマスク 地元ショップ制作 (2)

ウェットスーツ生地で作ったマスク

 厚さの違うウェットスーツ生地を切り抜き、いくつかの試作品を手掛ける中、使い心地と耐久性から厚さ2ミリの生地を採用。男女兼用で子どもも使用しやすいよう、サイズはM、L、XLと3種類設け、マスクの基本色である白のほか、ファッション性も高めて灰色、黒、紺、水色の全5色をそろえた。

 手始めに知人に伝えてマスクに困っている人がいれば作ることを伝えたところ、「家族で使う」「子ども用に白がほしい」など注文が寄せられた。制作は一枚一枚型抜きし、接着と縫合を行うなど全て手作り。1日に作れる量も限られるが、待っている人を思い浮かべて深夜まで続けているという。

 「困っている人のためにマスクを作るという使命感が湧いている」と黒須さん。「外出自粛が促され、気軽に海にも行けない。心置きなくサーフィンを楽しめる日が早く訪れる日を願い、今はマスク不足の解消と地域の不安解消を第一に考えたい」と語っていた。


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