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看板商品は石巻焼きそば|食事処・三浦屋(東松島市大曲)

 東松島市の国道45号線沿いで定川橋を渡ると、元プロ野球選手を模した個性的な看板が目に飛び込む。「石巻茶色い焼きそばは永久に不滅です」と名言に合わせた文字が並ぶ。味とボリュームが売りの食事処「三浦屋」は昭和35年の創業以来、地域住民に愛されてやまない大衆食堂だ。

①店内

広い店内はまるで親戚の家に来たかのような安心感

家族が喜ぶ大衆食堂

 「腹いっぱい食べたい時にはいつでもどうぞ」と笑顔を見せる2代目店主の三浦克之さん。広い座敷でくつろげる店内は、昼時になると家族連れやファンら多くの客でにぎわう。厨房に立つのは三浦さんただ1人。複数の料理を手早く調理し、出来立てを届ける。

②三浦さん

「郷土の味を守り続けていきたい」と厨房で腕を振るう三浦さん

 店のイチオシはなんといっても「石巻茶色い焼きそば」(Sサイズ・税込み780円)。麺と同じ量のもやしを使ってその水分で蒸し焼きにする。調味料とごま油をまぶすと、香ばしく食べ応えのある逸品が完成。客の半数が注文する看板商品だ。

③焼きそば

石巻茶色い焼きそばは好みに合わせてトッピング

 定食やカレー、ラーメンなど品ぞろえも豊富で、客の嗜好を十分満たす。野菜たっぷりの「みそラーメン」(同880円)は、ニンニクの風味をきかせたクセになる味。リピーターも多い。

 「家族連れの楽しそうな声を聞くとうれしくなるんです」。三浦さんの一言に、長く親しまれるその理由を垣間見た。

お店情報

食事処 三浦屋

▽住所=東松島市大曲字寺沼2
▽電話=0225-82-3424
▽営業時間=(平日)11~15時と17~20時(土日、祝日)11~15時、16~20時。水曜定休。


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