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学び生かし特産品紹介 石巻専修大李ゼミ 町田市でカキ小屋出店

 石巻専修大学経営学部の李東勲ゼミは先日、東京都町田市にある複合施設「ぽっぽ町田」で3日間にわたってカキ小屋を出店した。ゼミ生13人が調理班や物販班などに分かれ、授業で学んだマーケティングの知識を生かしながら自慢の石巻産カキの〝味力〟を発信した。【近江瞬】

 同ゼミの取り組みは3年連続3回目。今年もカキ養殖などを行う石巻市流留の三養水産㈱から協力を受け、旬のカキを用いた6品の料理を提供。定番の蒸しガキ、カキフライのほか、オリジナルの「カキとわかめスープ」も売り込み、特に同大学の文化祭「石鳳祭」でも人気を博す「カキチヂミ」は好評を集めた。

 調理や接客のほかにも、会場の飾り付けや客の呼び込みも積極的に行い、期間中の来場者は約1千人。食事スペースも設けられ、そこではカキ料理のレシピ紹介やオンラインショップのQRコードも紹介。気になった商品をその場で購入できる工夫も施した。

石巻専修大学李ゼミが東京都町田市でカキ小屋出店

学生たちが石巻自慢のカキをPRした

 来場者からは「こんなに大きなカキを食べるのは初めて。味も濃厚」「学生らしい元気な接客が良かった」との声があり、同ゼミ2年(石巻商業高出身)の熱海航さんは「今回のイベントで授業の学びを試し、確かめる場になった。試行錯誤の連続だったが、非常に良い経験になった」と話していた。

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