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航空祭版は東部限定

ブルー切手初の2種類 ブルーポストも6台に

 日本郵便㈱東北支社は19日、松島基地のブルーインパルスを題材としたオリジナルフレーム切手セットの販売を県内郵便局で始めた。また、市内6カ所に1―6番機のステッカーが貼られた青い郵便ポストもお披露目された。

2種類あるフレーム切手

 切手は初めてブルーインパルス版と松島基地航空祭版の2種類を用意した。A5判クリアファイル付きの「航空自衛隊の創設70周年記念ブルーインパルス2024」フレーム切手シート(84円切手10枚、1800円)が4200セット、「松島基地航空祭2024」シート(63円切手10枚、1300円)は1800セット。特に航空祭版は東部地区の郵便局限定販売のため、注目を集めている。

 デザインは東松島市上空で編隊飛行するブルーインパルスなど航空写真家の黒澤英介さんらの作品やデザインをもとにしており、航空祭版は「ブルー以外の写真も切手に」という長年の要望を踏まえ、F―2戦闘機や救難ヘリコプターの写真を使用した。通常版は県内の郵便局、航空祭版は東部地区の郵便局でそれぞれ19日から販売開始。オンラインショップは25日からとなる。

青色ポストをPRする江尻飛行隊長

 また、市内4カ所にある青い郵便ポストについて、市と商工会青年部が航空祭を前に今回2台を追加で青く塗り、1―6番機までのブルーインパルスステッカーでラッピングした。

 1番機のポストのあるJR仙石線矢本駅前でポストの除幕式とフレーム切手の贈呈式があり、渥美巖市長が「ブルーのまちとして知名度向上を図り、さらなる誘客につなげたい」とあいさつ。1番機パイロットの江尻卓飛行隊長も交えて除幕し、さらなる観光の目玉となることを期待した。
【横井康彦】

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