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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。… もっと読む
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#グルメ

石巻グルメ ジャンル別ナビページ

マガジン「石巻地域の美味しいナビ~気になるお店~」は、石巻地方のおすすめ飲食店の一覧です。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品を聞きました。旬の海鮮料理はもちろん、ラーメン、おそば、定食、洋食、中華も!食材王国石巻のグルメを家族のだんらんに、友達との交流に、そして新たな発見に、ご活用ください。随時、地域の新店舗を紹介していきます。お楽しみに! 石巻日日新聞の紙面では毎週土曜日に「気になるお店」を紹介中。そちらもチェックしてくださいね。 🍙

地域のお腹満たして50年 上海楼飯店|石巻市八幡町

 上海楼飯店は旧北上川河口部左岸側の八幡町に店を構えて50年。東日本大震災の津波で大きな被害を受けたが、約1年後に同じ場所で再開した。ラーメン1杯550円と市内でも安く、演歌のような人情味あふれる価格設定でお腹を満たしてくれる。 メニュー豊富な中華店  定番は特製ラーメン定食。いわゆる半チャンセットであり、ラーメンに半チャーハンが付いて700円で味わえる。ラーメンはひともみしたストレートの細麺。色々と試して行き着いた福島の麺で、風味とのど越しが良く、豚骨と鶏を主にしたスー

雑貨と素材にこだわったパン bulb|石巻市あゆみ野

 令和5年4月にオープンした「bulb(バルブ)」には、素敵な雑貨やドライフラワ―、そしてこだわりのパンとドーナツが並ぶ。店名のバルブは英語で球根を表し、「この地に根を張り花を咲かせたい」と店主の工藤綾子さんが思いを込めて名付けた。食品はなるべく石巻産の原材料を用いており、工藤さんは「地元のものを使って石巻を元気にしたい」と話している。 地のもので石巻を元気に  工藤さんはもともとドライフラワー作家として活動。生花は間を置かずに枯れ、廃棄されてしまう。そこに「もったいなさ

本場のカレーとナン提供 インドレストラン「アマ」|石巻市双葉町

 令和5年4月27日にオープンした「アマ」は、厳選した32種類のスパイスを使用した本格カレーを提供するインドレストラン。㈱B・Kインターナショナル=仙台市泉区=が経営しており、コック長はビーケー・アマバハドールさん。カレーに合わせるナンも一般的なプレーンタイプをはじめ、9種類から選べる。本場の味を求める客が足しげく通い、ランチタイムは特に混雑している。  カレーは玉ねぎやトマトをベースにした全17種。定番のチキンカリー(770円)や5種の豆を使った「ダルカリー」(同)、さら

青いハーブティーでほっ アートカフェShu~シュウ~|東松島市小松

 東松島市民体育館向かいの「アートカフェShu~シュウ~」は、雑貨店内にプチカフェを併設し、ケーキセットやドリンク類を提供している。令和4年8月には開店6周年を記念し、「ブルーインパルスティー」をメニュー化。地域住民にとどまらず、遠方からの航空ファンの利用も多い。 雑貨店併設のプチカフェ  鶴本修子代表は、震災で市内沿岸部にあった自宅が全壊し、内陸の現在地に移転した。これに合わせて長年の夢だったお店を開くことにし、心の癒やしとなったバラ雑貨の販売に加え、気軽に集え、休憩し

気軽に味わうまちの洋食屋さん|まちかど☆食堂 たかの(石巻市中央)

 「まちかど☆食堂 たかの」は石巻市橋通りのホシノボックスピア内にある。元々、半世紀に渡って市民に愛された「レストラン茅(かや)」が営業していた場所。亡くなった茅の笠原順さんと生前に交流があり、遺志を受け継いだ高野亮さんが〝まちの洋食屋さん〟として切り盛りしている。 定食メニューが豊富 高野さんは元フードコンサルタント。全国を飛び回っている中、店を開くことを打診された。誰でも気軽に洋食を楽しんでもらおうと、名前にもあえて「食堂」を入れた。  メインは定食メニューで、チキン

ウクライナ料理の持ち帰り専門店|Borsch(石巻市立町)

 ウクライナ国旗と同じ青と黄色ののぼりが目印。石巻市の中心部に先月、県内でも珍しいウクライナ料理のテイクアウト(持ち帰り)専門店がオープンした。同国出身のヴィタリイさんと妻の早坂真由美さんが、知人のバーの空き時間に利用して、水曜と土曜の週2日間営業している。 本場の味をテイクアウト  店名にもある「ボルシチ」(スモール400円、レギュラー650円)はウクライナの伝統的なスープ料理。赤色はビーツという野菜由来で、スライスしたニンジンやタマネギやローストした豚肉を煮込んでおり

石ノ森キャラで写真映え|BLUE ZONE(石巻市中瀬)

 石ノ森萬画館の3階にある展望喫茶「BLUE ZONE」は、令和4年8月からメニューをリニューアル。マンガの王様と呼ばれた石ノ森章太郎氏の生み出したキャラクターをモチーフにし、いわゆる「SNS映え」する魅力的な飲食物をそろえた。 メニューをリニューアル  一押しは、「満点⁉チキンライス」(900円)。ご飯のケチャップと皿の赤色を生かし、「がんばれ!!ロボコン」の主人公ロボコンのかわいらしい表情を作り込んだ。なるとでアンテナ、ハムやマヨネーズで手を表現している。食べるのがも

味と香りの専門店|スパイスカレーライス&スギイエデザイン(石巻市穀町)

 スパイスをふんだんに使って仕上げるカレーの専門店「スパイスカレーライス&スギイエデザイン」。多くのカレー好きをうならせる本格的な味を提供している。 チキンとナスの2種類  米国のアンティーク雑貨が並ぶ店は元々、地元で40年以上愛されてきたコーヒーショップ「すぎ」。それを両親から引き継ぎ、店主の杉考二さんが喫茶店時代の雰囲気を残しながらカレー専門店に改装した。  杉さんは設計事務所も経営しており、飲食店は2足目のわらじ。カレー好きが高じて有名店の食べ歩きや書籍などで情報

こだわりのラーメン居酒屋|矢本酒場矢太郎(東松島市矢本)

 「矢本酒場矢太郎」は令和4年10月から、ラーメン居酒屋としてリニューアルした。〝こだわりの「豚鶏白湯麺」と「海老出汁拉麺」に加え、居酒屋メニューとして人気の牛モツ鍋や豚玉、焼き鳥や串揚げも楽しめる。   食事楽しめる環境提供  矢太郎は、令和2年12月に居酒屋としてオープン。コロナ禍や燃油高騰のあおりを受けて半年間ラーメンの提供を休止していた。常連からの再開を求める声に後押され、10月からラーメン居酒屋としてリスタートした。  豚鶏白湯麺のスープは、もみじ、ガラ、豚足

牛すじ入りラジオ焼き珍しい|居酒屋あいや(石巻市清水町)

 「居酒屋あいや」は石巻で珍しいラジオ焼きを販売。たこ焼きの原点といわれる大阪の名物で、見た目は同じながら、中に甘辛く煮た牛すじ肉が入っており、昭和初期に当時のハイカラの象徴だったラジオにあやかって呼ばれるようになったようだ。店は石巻バイパスと石巻市役所方面を結ぶ道沿いにあり、はためく「ラジオ焼き」の文字が気になっていた人も多いに違いない。  夜は居酒屋で、昼間は持ち帰り用のラジオ焼きとタコ焼きを販売している。ラジオ焼きは8個入り、たこ焼きは10個入りで、どちらも税込500

懐かし〝丸光〟の白いたこ焼き|工房 和(なごみ)(石巻市北境)

 石巻市の中心市街地にかつてあったデパート「丸光」では、白い生地の小さなたこ焼き3個を串に刺し、甘味と塩味が絶妙なソースをかけて1本100円で販売していた。一定の年代には懐かしい、このたこ焼き調理を担当していた石川洋子さんが、料理家千葉静さんらと共に同市北境の工房「和」でたこ焼き販売をしている。 門外不出のソース特徴  石川さんは、42年前、丸光で2年間たこ焼きの調理。「1串3つで当時100円だったので、それなりの値段だったが、たくさんの人が買い求め、お祭りの日は特にすご

自慢の漁師めし提供|海 番屋フジマル(石巻市小渕浜)

 牡鹿半島の石巻市小渕浜で今月、水産加工品販売所や浜焼き小屋、休憩所などを併設した複合店舗「海 番屋フジマル」が開店した。食堂もあり、地元漁師が取ったウニやアナゴ、カキ、ホヤなど新鮮な海の幸を「漁師が一番おいしいと思う食べ方」で提供。浜焼き小屋では豊富な魚介類を炭火焼で楽しめる。十八成浜で海水浴を楽しんだ後など家族で立ち寄ってみてはいかがか。 新鮮魚介の浜焼きも  運営するのは小渕浜の養殖業者㈲フジマル佐藤商店。食堂では自社で漁獲したものを使っており、鮮度が抜群だ。一押し

ちょっぴり豪華にランチタイム|奥松島レーンホテル レストラン嵯峨(さが)(東松島市野蒜ケ丘)

 奥松島レーンホテル内にあるレストラン嵯峨は、東松島市内だけではなく仙台圏などからも多くの人が訪れ、舌鼓を打つ。レストランを利用すると、通常700円の大浴場が100円で利用できる特典も付くため、入浴と食事を一カ所でお得に楽しめると評判だ。 季節限定「まぶし重」が人気  令和元年にオープンした同ホテルは、レストランを昼食時に一般開放し、誰でも気軽に利用できる。観光などで奥松島を訪れるシニア層を中心に、家族連れなど幅広い世代が足を運ぶ。  魚介をふんだんに敷き詰めた「海鮮ま