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石巻日日新聞

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石巻市・東松島市・女川町の話題を掲載している夕刊紙「石巻日日新聞」のnote版マガジンです。とっておきの地域情報と過去記事などのアーカイブ。無料と有料記事があります。ぜひぜひフォ…
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#スポーツ

【第62回石日旗少年野球】 決勝は広渕対石巻BBC

 「第62回石日旗争奪少年野球大会」(石巻日日新聞社主催)は18日、矢本運動公園で準決勝2試合を行った。広渕クラブ―前谷地小笠松クラブ、石巻ベースボールクラブ―赤井ビクトリーが対戦し、広渕と石巻BBCが決勝に進出した。決勝戦は25―29日のいずれかに石巻市民球場のナイターで行う。  広渕と前谷地の準決勝は、広渕が初回に前谷地バッテリーのミスなどにより2点を先制。二回2死二塁の好機では、1番田村悠真選手(6年)が左中間を破る一打を放った。50メートル7.6秒と快足が持ち味の田

【高校野球宮城大会】石巻勢 短い夏終わる  二回戦挑んだ4校敗戦

 全国高校野球選手権宮城大会は14日、石巻市民球場など県内3球場でトーナメント二回戦を行った。石巻勢は石巻工業が東北、石巻商業は聖和学園、石巻西は仙台二、日本ウェルネス宮城は古川学園と対戦したが、いずれも敗戦。勝ち残っているチームはなく、石巻勢8校7チームの短い夏が終わった。  「ふがいない投球で八回にとどめの3点を奪われた。悔やまれる。皆に申し訳ない」。第5シードの東北相手に完投した石巻工の佐々木投手は力なく語った。  「内角が弱い」という東北の傾向を分析し、直球で内角

【全国高校野球宮城大会】 10年ぶり石巻で開会式 石巻勢8校 堂々行進

 「第105回全国高校野球選手権大会」につながる宮城大会は7日、石巻市民球場で開会式を行った。石巻での開幕は平成25年以来10年ぶり。スタンドには保護者や地域住民らが多く詰めかけた。昨夏の甲子園を制した仙台育英を先頭に石巻勢8校を含む計62チームが堂々と入場行進。選手宣誓の後、甲子園出場をかけた球児の譲れない夏が始まった。  石巻勢は石巻、石巻好文館、石巻西、石巻工業、石巻商業、宮城水産、石巻北、日本ウェルネス宮城。このうち宮城水産と石巻北は涌谷との連合チームで臨んだ。試合

柔道五輪メダリストが指導 小中学生にコツ伝授

 シドニー五輪柔道100キロ級金メダリストで、全日本柔道男子監督も務めた井上康生さん(45)と、リオ五輪同級銅メダリストの羽賀龍之介選手(32)=旭化成=が特別講師として小中学生を教える柔道教室が6月30日、万石浦中学校で開かれた。圏域の7道場から87人の子どもたちが参加。一流選手の直接指導に皆、目を輝かせていた。  (株)丸本組(佐藤昌良社長)が主催する社会貢献活動の一環。一流選手とのふれあいを通して個々の技術向上につなげ、夢を抱く機会にしてもらおうと開催。今年2月にも石

ラグビー界のレジェンド来石 元日本代表・五郎丸さんら パスやタックル伝授

 今年9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)2023フランス大会の機運を高めるラグビー教室が17日、セイホクパーク石巻のフットボールフィールドで開かれた。元日本代表の五郎丸歩さん(37)と気仙沼市出身の畠山健介さん(同)が特別講師となり、地元ラグビースクールの石巻ライノスに所属する幼児や児童約40人にタックルやパスなどを細やかに指導。子どもたちは目を輝かせながら汗を流した。  ラグビー日本代表オフィシャルスポンサーでW杯ワールドワイドパートナーのアサヒビール(株)が、

先輩かっこいい!頑張って 小中連携で矢本一、二中 児童が中総体壮行会参観

 石巻地区中学校総合体育大会(中総体)が10日、開幕する。各校では出場選手を激励する壮行式などが行われている。積極的な小中連携を展開する東松島市の矢本第一、矢本第二中学校では学区内の小学6年生を壮行式に招待。来春、中学校に入る児童は先輩のたくましさと勇ましさを間近に感じていた。【外処健一、山口紘史】  矢本一中(平塚輝校長)は校舎隣の市体育館で壮行式を実施。全校生徒464人と保護者に加え、一中学区の矢本東、矢本西、大塩小の6年生約140人が参加した。  ユニホーム姿の選手

部活動「地域移行」へ手探り 石巻市教委が懇談会設置 蛇田中で指導員制度導入

 国は、教員の働き方改革などを背景に部活動の指導を外部に任せる「地域移行」について本年度から3カ年を改革推進期間とした。これを受け、県教育委員会と石巻市教委も移行検討、推進を段階的に進めていく。地域との連携が鍵となる中、同市では蛇田中学校(千葉正人校長・生徒637人)が吹奏楽部、ソフトボール部、陸上部で住民が部活動指導員を担っており、知識、技術面で部活動顧問の教諭を支えている。  部活動の地域移行は、少子高齢社会の進行や教員の働き方改革の推進を鑑みた試み。学校教育の一貫であ

JFL昇格 今年こそ 健闘誓うコバルトーレ女川 30日東北1部リーグ開幕

社会人サッカーチーム「コバルトーレ女川」の葛野昌宏監督らが25日、石巻市の齋藤正美市長を訪ね、今週末に開幕する東北社会人リーグ1部での活躍を誓った。  今季からチームを指揮する葛野監督のほか、運営会社㈱コバルトーレの近江弘一社長、阿部裕二ゼネラルマネージャー、東純一郎ヘッドコーチ、石巻サッカー協会の本郷栄一会長が市長室を訪問。県内外から集まった選手28人は、石巻地方の支援企業で働きながらサッカーの夢を追い掛けていることを伝えた。  スポーツによるまちづくりや広域連携を進め

「人生は敗者復活戦」 仙台育英須江監督 石巻法人会 新春講演会

 公益社団法人石巻法人会(松本賢会長)主催の新春講演会が10日、石巻グランドホテルで開かれた。昨夏の全国高校野球大会で東北勢悲願の優勝を果たした仙台育英学園高校野球部の須江航監督(39)が講話。白河の関越えを果たした過程や子どもの考え方の変化などを紹介し、失敗することの大切さを訴えた。  演題は「失敗から学ぶ~実りある1年になるために~」。経営者や高校野球OBら約200人が来場した。須江監督は初優勝の勝因で「一つは運が良かった。全て第一試合で生活のリズムが取れ、大舞台でもT

大旗白河越え石巻入り 仙台育英優勝の巡回展 あすは女川町役場で

 仙台育英学園高校硬式野球部が「第104回全国高校野球選手権大会」で初優勝したことを記念した巡回企画展が17日、石巻グランドホテルで開かれた。東北の悲願だった深紅の大優勝旗をはじめ、育英ナインの激闘を振り返るパネル写真が展示された。  企画展(県高野連など主催)は、東北初の甲子園優勝の喜びを東日本大震災被災地で共有するもの。登米市での展示を終え、石巻市での開催となった。  会場には決勝七回裏の満塁本塁打後、ベンチ前で選手と抱き合う須江航監督の様子など各試合の名場面を厳選し

駆けて踏んで一石二鳥 ベガルタサッカー教室 野蒜の麦畑で日本初?

 東松島市野蒜の農業生産法人(有)アグリードなるせ(尾形和利社長)の麦畑で10日、「日本初?東松島ベガルタ麦踏みサッカー教室」が開かれた。〝麦踏み〟は麦が強く育つために欠かせない作業。地域内外から小学生を中心に17組40人の親子が集い、麦の成長を願いながら駆け、入念に畑を踏み回った。尾形社長は「皆の協力のおかげで来春は立派な麦ができるだろう」と笑顔で語っていた。  同社は震災後、被災した野蒜の農地約100ヘクタールで「ニューサチホゴールデン」という品種の大麦を栽培。これをま

豪華副賞「すし食べ放題」獲得 第8回飛翔閣杯少年野球 優勝は石巻BBC

 「第8回飛翔閣杯少年野球大会」の準決勝と決勝戦が27日、石巻市民球場であった。頂上決戦は石巻ベースボールクラブ(石巻BBC)と山下ビッグバーンズとなり、石巻が3―0で勝利。栄光の優勝杯と「すし食べ放題」という豪華副賞を獲得した。  同市山下町の飲食店竹乃浦・飛翔閣(杉山寛明社長)が東日本大震災後の平成27年から始めた大会。優勝旗はもちろん、球児が狙うのは、同店の職人が握る絶品のすしを腹いっぱい楽しめるという副賞であり、この獲得に向け、試合は毎年白熱する。  決勝戦は少年

地域CL初戦逆転負け コバルトーレ女川 都農に1-2 残り2試合に全てかけ

 日本サッカーアマチュア最高峰リーグ「JFL」への昇格チームを決める全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)の初戦が11日にあり、コバルトーレ女川はヴェロスクロノス都農(宮崎県都農町)に1―2で敗れた。4チームずつ戦う1次ラウンドの順位は3位。1位通過による決勝ラウンド進出へ厳しいスタートとなった。  試合は7分、今春リーグ開幕前のけがから復帰した竹田そらが先制点を奪ってリードするも、その後は全国社会人サッカー選手権大会4位の都農がボールを保持。コバルトーレは得意の

プロ野球ドラフト会議 宮内投手 日ハム6位指名 日本製紙石巻から7年ぶり

 プロ野球ドラフト会議が20日、東京都内であり、社会人野球チーム日本製紙石巻の宮内春輝投手(26)がパ・リーグの日本ハムファイターズから6位指名を受けた。同石巻からのプロ入りは7年ぶり、7人目。宮内選手は「信じられないという気持ちが強い。プロ入りがゴールではないので一軍で活躍し、これまで応援してくれた石巻の方々に恩返ししたい」と意気込んだ。 「一軍で活躍し、地域に恩返し」 宮内投手は、千葉県旭市出身。身長176センチ、体重75キロで、最速152キロの直球を軸とした横投げ右腕