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石巻日日新聞

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石巻市・東松島市・女川町の話題を掲載している夕刊紙「石巻日日新聞」のnote版マガジンです。とっておきの地域情報と過去記事などのアーカイブ。無料と有料記事があります。ぜひぜひフォ… もっと読む
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#宮城県

【2024年】石巻市・東松島市の成人式スナップ写真はこちら

掲載写真はサンプル画像です。 実際の写真にはお名前とご本人のコメントが入ります。 写真をご購入される本人または親族の方は、購入希望の写真番号と枚数、連絡先となる携帯電話または固定電話の番号、お名前をご記入し、 watanabe@hibishinbun.comまでお申し込みください。 折り返しご連絡いたします。 なお、引き渡しは石巻日日新聞社1階窓口(石巻市双葉町8-17)で行っております。 石巻日日新聞では新成人のスナップ写真を1月8日(月・祝)から毎日掲載しておりま

〔19日締切〕あなたが選ぶ10大ニュース2023

いろいろあった卯年の出来事 記者が飛び上がった!?厳選20項目  12月に入り、令和5年も残りわずか。石巻日日新聞ではこの時期、その年に掲載されたニュースを選び、読者の投票で石巻地方の「10大ニュース」を決定しています。コロナ禍が落ち着いた今年はイベントや観光での集客が制限なくできるようになりましたが、出歩けば財布も暑さも厳しい年になり、厳しい動物がらみの招かざる客の話題もありました。そうした中で震災後のまちづくりは一つの節目を迎え、スポーツ界では若者の飛躍を期待させました

県代表12枠に圏域5選手選抜 ジュニア五輪ソフトボール 一戦必勝 全国の頂へ

来春、都道府県対抗戦  来年3月に岐阜県である第20回都道府県対抗全日本中学生女子大会(ジュニア五輪)ソフトボール競技の宮城県代表に、石巻圏域の3中学校から5選手が選ばれた。定員12人の狭き門に対し、同一地域から約半数が選出されるのは近年まれにみる快挙。選手たちは「チーム一丸で挑み、楽しみながら目の前の1勝を積み重ねる」と意気込んでいる。【山口紘史】  大会は各都道府県選抜の48チームがトーナメント形式で日本一を争う。県選抜の選考は10―11月にあり、約100人が志願。練

環境学びふるさとに愛着 親子SDGsツアー 北上川とエネルギーの旅

水や電気 生活資源に焦点 親子で楽しみながら持続可能な社会を考えるバスツアー「北上川とエネルギーの旅2023秋」が9月30日、石巻市かわまち交流センターを発着点に開かれた。石巻地方の親子約20人が参加。旧北上川の堤防一体空間を巡り、川の歴史やかわまちづくりの取り組みなどを学んだ。女川原子力PRセンターと発電所=女川町塚浜=も見学し、エネルギーの活用を親子で考える機会とした。【渡邊裕紀】  ツアーは石巻日日新聞社と㈱ノースジャパンツアーズ=石巻市蛇田=が共同企画し、東北電力㈱

施設でゆったり服選び フジヤ・初の移動販売 デイサービス「おながわ」企画

 衣料品や日用品を扱う(有)フジヤ(伊勢慎太朗社長)=本社・石巻市あゆみ野=は、女川町浦宿浜のデイサービスセンターおながわ(齋藤俊園長)で初の移動販売を行った。不織布マスクなどの日用品からしゃれたファッションアイテムまで約400点を搬入。同センターの利用者と併設する特別養護老人ホームの長期入居者のほか、地域住民も訪れ、会話に花を咲かせながら商品選びを楽しんだ。 利用者や近隣住民来場 施設の利用者からは以前から「買い物を楽しみたい」「出掛けたいけど足がない」と声が寄せられてい

お待たせ!秋の味覚到着 サンマ53トン女川に水揚げ 店頭販売や産地直送へ

 今年初のサンマの水揚げが27日、女川魚市場で行われた。昨年とほぼ同時期であり、海況変化でサンマ船入港は以前より1カ月近く遅くなっている。石巻市に船籍を置く「第3鹿島丸」(199トン)が北海道沖で漁獲した約53トンを水揚げ。待ちに待ったサンマに市場は活気付いた。  漁船は午前6時に入港し、船倉に網を入れてサンマをすくい上げ、コンテナに移し替えて市場に並べた。鹿島丸は北海道の東沖約1,000キロの公海上で24―25日に漁獲。魚体は100グラム前後とやや小ぶりだが、脂の乗りは良

支え合いの心根付かす とっておきの音楽祭東まつしま 来年以降休止

 障害の有無に関わらず共に音楽を楽しみ、心のバリアフリーを目指す「第17回とっておきの音楽祭in東まつしま」が24日、東松島市コミュニティセンター周辺で開かれた。コロナ禍以降、開催に伴う資金やスタッフ集めが難航し続けていることから今回を最後に音楽祭の休止を決定。主催する同実行委の本田和彦委員長(66)は「音楽を通して皆でつながるという心が地域に息づいたように感じられる。少しは地域の役に立てたのかなと、うれしく思う」と目を細めていた。  休止前、最後となった音楽祭には市内を中

交通治安維持に黄信号 安協の加入率低下顕著 「勧誘」時に耳傾けて

 秋の交通安全運動が21日に始まり、街頭では安全協会員が啓発活動に汗を流す。こうした活動は自動車運転免許の取得、更新時にドライバーが支払う安全協会入会費が大きな原資。ところが会員の大部分を占める高齢者の免許返納が進み、少子化で新規免許取得者数も減少。それに伴い協会加入率が著しく低下し、活動費の捻出が厳しくなっている。この状況が続けば交通安全活動が衰退し、交通情勢や治安悪化も招きかねない。  令和4年度の石巻・河北地区での免許新規取得者は2531人で、安協加入者は406人。免

トラヴィス現役引退へ 若山さんと最後の講演 女川小 盲導犬授業

 「盲導犬とふれ合おう」と題した特別授業が20日、女川小学校(熊谷雅幸校長)の3年生39人を対象に行われた。石巻市市民公益活動団体「一歩を楽しむ会」代表で視覚障害者の若山崇さん(54)=同市桃生町寺崎=が、パートナーの盲導犬トラヴィス(9)と共に同校を訪れ、盲導犬の役割や視覚障害者との関わり方を説明した。トラヴィスは年齢に伴い11月で盲導犬を引退するため、若山さんと共に講演の舞台に立つのはこの日が最後となる見通し。  国内では3月末現在で836頭の盲導犬が活躍しており、県内

人生の岐路に立つ全ての人へ 「さよなら ほやマン」庄司監督インタビュー 

 石巻市出身の映画監督、庄司輝秋さん(43)の長編デビュー作「さよなら ほやマン」が11月3日、イオンシネマ石巻をはじめ全国50館で公開される。10日に同市内であった試写会には大勢の観客が訪れ、期待の大きさをうかがわせた。広告会社で働く現役のCMディレクターでもある庄司さんに、作品に込めた思いを聞いた。 全編網地島ロケ 「網地島の人たちには足を向けて寝られませんね」。1年前、約3週間にわたって網地島でオールロケ。島民の絶大な協力が大きな力になった。「東北で明るい前向きな物語

【第62回石日旗少年野球】 決勝は広渕対石巻BBC

 「第62回石日旗争奪少年野球大会」(石巻日日新聞社主催)は18日、矢本運動公園で準決勝2試合を行った。広渕クラブ―前谷地小笠松クラブ、石巻ベースボールクラブ―赤井ビクトリーが対戦し、広渕と石巻BBCが決勝に進出した。決勝戦は25―29日のいずれかに石巻市民球場のナイターで行う。  広渕と前谷地の準決勝は、広渕が初回に前谷地バッテリーのミスなどにより2点を先制。二回2死二塁の好機では、1番田村悠真選手(6年)が左中間を破る一打を放った。50メートル7.6秒と快足が持ち味の田

先輩から後輩へつなぐ技術 石巻・宮富士工業

県溶接大会第三部 入社2カ月 安藤さん頂点 2位島さんと上位独占 構造物や配管工事の溶接、据え付けを行う㈱宮富士工業(後藤春雄社長)=石巻市大街道東=の技術者、安藤莉央さん(19)=同市桃生町=と島淳さん=同市山下=(40)が第50回県溶接技術競技大会の第三部(半自動の部)でそれぞれ最優秀賞、優秀賞の1―2位を独占した。安藤さんは入社約2カ月で県トップに立つ快挙。島さんも2年目ながら技術の高さが評価された。  県大会は6月18日に多賀城市であり、種目ごとに第一部から第四部に

軽快、心躍るパレード 4年ぶり「はねこフェス」 笑顔広げ実りの秋祝う

 収穫の秋を祝う石巻市桃生地区最大のイベント「ものうふれあい祭2023はねこ踊りフェスティバルin桃生」が9日、桃生植立山公園で開かれ、主催者発表で約1万2千人が来場した。コロナ禍の中止を挟んで、4年ぶりの復活。恒例のはねこ踊りコンテストやパレードを実施し、小気味よい囃子や太鼓演奏に合わせ、約550人の踊り手が乱舞。活気あふれる踊りを魅せた。  同祭は桃生町寺崎地区に伝わり、県の無形民俗文化財に指定されているリズミカルな豊年の舞「寺崎のはねこ踊」を中心に据えた催し。その軽快

初の東北大会で金賞 石巻好文館吹奏楽部 少規模で挑んだ大舞台

 石巻好文館高校(加賀谷亮校長)の吹奏楽部が山形県であった第66回全日本吹奏楽コンクール東北大会(8月26日)に初出場し、金賞を受賞した。初心者、助っ人を含む49人で挑んだ大舞台。この大会を最後に引退した前部長の南舘美優さん(3年)は「本番を終え、舞台から降りて部員の顔を見たら涙が込み上げてきた。金賞は信じられない心境だったが、とてもうれしい」と喜びをかみしめた。  東北6県で全24校が同大会に出場。課題曲と自由曲の2曲で上位入賞を争った。金賞は全24校中8校に授与され、そ