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石巻日日新聞

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石巻市・東松島市・女川町の話題を掲載している夕刊紙「石巻日日新聞」のnote版マガジンです。とっておきの地域情報と過去記事などのアーカイブ。無料と有料記事があります。ぜひぜひフォ…
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2024年6月の記事一覧

【石日旗大会】石巻小 6年ぶり9度目V

石日旗少年野球大会閉幕 決勝初進出の赤井下す  第63回石日旗争奪少年野球大会(石巻日日新聞社主催)は28日、石巻市民球場で石巻小レッドベンチャーズと赤井ビクトリーによるナイターでの決勝戦を行った。試合は初回に3点を先制した石巻小に流れがあり、3投手の継投で強力な赤井打線を抑えた。終盤にも追加点を挙げた石巻小が7―1で勝利し、6年ぶり9度目の優勝を手にした。閉会式では栄光の「石日旗」が贈られ、上位成績を収めた各チームへの表彰も行われた。  大会は6月15日に東松島市鷹来の

明治にも渋沢翁のお札

回顧録に写真掲載 門脇・本間さん「興味深い」  7月3日に発行される新1万円札には「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の肖像が描かれる。紙幣の顔にふさわしい人物として過去に候補に挙がったこともあるが、幻に終わっていた。「実は今から120年以上前の明治35年に渋沢のお札が発行されていた」と話すは、石巻千石船の会の本間英一さん(75)=石巻市門脇=。ただし国内ではなく、当時日本の統治下にあった朝鮮半島でのことだ。【平井美智子】  本間さんはこのことを渋沢の自伝「青淵回顧録」

24時間冷凍スイーツ販売

石巻駅前 トゥエンティフォー初進出  24時間年中無休でスイーツを無人販売する「24(トゥエンティフォー)スイーツショップ」の石巻店=石巻市穀町3―22C棟=が、29日午前10時にオープンする。全国から取り寄せた見た目もかわいい冷凍スイーツを常時100種類以上販売。29―30日は購入者を対象に抽選会なども催す。

¥0〜
割引あり

「シニアゆるトレ」で健康に 福祉用パチンコ台導入

矢本デイ・ちょ筋ばこ 男性関心 楽しんで運動  自宅に閉じこもりがちな男性要介護者の利用率向上と継続につなげようと、東松島市矢本の機能訓練型デイサービス「ちょ筋ばこ」は、新サービス「シニアゆるトレ」を展開している。足こぎペダルと連動して玉が打ち出されるパチンコ台「トレパチ」、脳トレなどを楽しめるタブレットテーブルを石巻地方で初導入。継続的な運動に結び付けられるとして注目を集める。  同施設は、やもと整骨院から法人化した㈱フェニックスエレメント(貴田義人代表)が平成27年に

9度目Vか初優勝か 石日旗かけ あす決勝

 「第63回石日旗争奪少年野球大会」(石巻日日新聞社主催)は、28日午後6時半から石巻市民球場で決勝戦を行う。対戦カードは石巻小レッドベンチャーズ対赤井ビクトリー。6年ぶり9回目の優勝を目指す石巻小、対して悲願の初優勝を狙う赤井。優勝旗を手にするのはどちらか。 2枚看板・石巻小  石日旗大会には石巻地方から20チームが出場。二回戦から登場した石巻小は、初戦で大街道キッズと激闘を繰り広げ、同点による抽選で辛勝し、運を味方につけた。三回戦の東松島ブルーホークス戦は7―1、準決

12月まで毎月「月の市」 東松島市矢本・須賀神社

地域コミュニティーの中核へ  東松島市矢本の須賀神社(浅野雅信宮司)で23日、地域活性や世代間交流を図ろうと、マルシェ形式の「月の市」が開かれた。初の試みで、これを皮切りに12月まで毎月1回催す。今後は、神社のシンボルである木彫りの昇り竜や樹齢約800年の御神木といった縁起物にあやかった企画を展開。若者世代が神社に足を運ぶきっかけを作っていく。  月の市は、市民から成る一般社団法人「蒼(あお)いまちおこしカンパニー」(櫻井政文代表理事)主催。野菜や飲食物の販売、フリーマー

未来に胸張って託す団体に

石巻青年会議所 創立60周年で記念式典  一般社団法人石巻青年会議所(石巻JC)の創立60周年記念式典が22日、石巻グランドホテルであった。現役会員らは圏域に愛着を持ち、課題に向き合ってきた創立時から精神を受け継ぐことを誓い、OBや来賓の首長らは地域活性化に欠かせない若い力によるまちづくり、ひとづくりに期待にした。  現役・OB会員や来賓ら約200人が出席。木村亜梨沙第60代理事長はあいさつで「コロナ禍も工夫を凝らし、歩みを止めずに運動を展開してきた。これからも地域に必要

名優、吉永小百合さんの原点探る

石巻名画座 上映会と連動した初企画 29日まで映画ポスター展  古今東西の名作映画を上映する「石巻名画座」(本庄雅之代表)の上映会が29―30日、シアターキネマティカで開かれる。作品は、今年映画女優デビュー65周年を迎えた吉永小百合さんにスポットを当て、主演作「キューポラのある街」。これに連動し、名画座では22日から市かわまち交流センターでポスター展を開催している。映画産業の黄金期を駆け抜けた吉永さんの出演作品全35点が並び、訪れた人たちを楽しませている。29日まで。【渡邊

石巻市蛇田の横山酒店 51年の歴史に幕

 昭和48年創業の「横山酒店」(横山隆子店主)=石巻市蛇田=が、51年の歴史に幕を下ろした。15日には長年の感謝を伝えようと常連や地域住民を招き、店に残った酒を手料理とともにお振舞い。思い出を語り合う店内には楽しげな笑い声がこだました。  蛇田バイパス沿いの自宅兼店舗で隆子さん(76)の夫、初夫さん(享年55)が創業。初夫さんが亡くなってからは20年以上1人で切り盛りし、日曜以外は毎日、店を開けた。  「お父さんがいなくなってから、何度も投げ出したくなっては近所の人や友人

最後のまんぼう画会展

思い入れの60作品 23日までナリサワ  石巻地方の絵画グループ「まんぼう画会」(尾形たき子会長)による50回目の展示会が20日、石巻市駅前北通りのナリサワで始まった。23日まで。今回で最後の開催となり、会員15人が新作や思い入れのある作品計60点を出展。地域の支えに感謝を伝えようと、抽選で会員が描いた絵はがきをプレゼントしている。【泉野帆薫】  同会は昭和47年に結成。現在は70―80代の15人が所属し、月に2回集まって絵を描いており、グループ活動は今後も継続する。

県青年文化祭 6年ぶり東松島

垣根超えて若者集う  県内で活動する青年たちが作り上げる「第72回宮城県青年文化祭」(県青年団連絡協議会、県教委主催)が16日、東松島市コミュニティセンターで開かれた。約300人が来場し、伝統芸能やミュージカルなど個性豊かなステージ発表を楽しんだほか、写真展、プラモデル教室、キッチンカーも出店するなどにぎわいを見せた。  東松島市を会場にして実施するのは6年ぶり。若者同士が祭を通して交流し、地方創生にもつなげる狙いもある。劇やダンスなど舞台発表、合唱、のど自慢、写真展、生

懐かしき昭和に会話弾む

雄勝、北上、河北移住の二子で 映像、写真、現物も紹介  昔の映像や写真などを通した交流会「写真で振返る昭和の暮らし」が18日、東日本大震災後に整備された石巻市二子団地内の西町内会館で行われた。NPO団体の20世紀アーカイブ仙台(坂本英紀理事長)主催。震災前は雄勝、北上などに住んでいた住民ら約50人が参加し、昭和期の思い出話に花を咲かせていた。  アーカイブ仙台は住民が記録した写真や8ミリ映像を後世に残す活動を行う仙台市を拠点とした団体。同様のイベントを岩手県の釜石市や陸前

目指せ!深紅の優勝旗|石日旗少年野球が開幕

20チーム初戦から熱闘  第63回石日旗争奪少年野球大会(石巻日日新聞社主催)が15日、東松島市の鷹来の森運動公園で開幕した。圏域の野球スポーツ少年団から20チームが出場し、負けたら終わりの一発トーナメントを展開。深紅の優勝旗を目指し、少年少女球児が熱戦を繰り広げている。  初日は1、2回戦9試合を実施。このうち開幕試合の一回戦大街道キッズ対前谷地小笠松クラブは両者譲らぬ接戦となった。序盤は、一、三回表に1点ずつを挙げた前谷地が試合を優位に進めたが、四回裏に大街道が2点を

米軍F―16戦闘機着陸 松島基地に2機 米軍の大規模演習で

 米軍主催の多国間演習に参加する米軍のF―16戦闘機2機が13日、航空自衛隊松島基地に着陸した。航空祭などを除き、訓練で米軍機が飛来するのは初めて。基地や米軍、東松島市の関係者ら約100人が格納庫前で出迎えた。17日まで各種洋上訓練のため松島基地を離発着する。  同演習は米軍が隔年で行っており、今回初めて自衛隊も参加。松島基地には7日から米軍輸送機が往来しており、10日にF―16が到着予定だったが、天候不良や米軍側の運用都合で延期が続き、基地外で飛来を期待していた航空ファン