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Twitterで長生きするには、フォロワー1000人までの過程が大切だよね

  • フォロワー増やしたくても、人を惹きつける魅力も実績もないよ...

  • 一度勢いがつくとフォロワー増えやすいと思うんだけど、策がないんだよね...

このように思ってる人は多いと思います。

ぼくは今となってはフォロワー900人になりましたが、でも当初はみなさんとおなじように悩んでいて(今でも試行錯誤の毎日です)、
同時期にTwitterを始めた人は波に乗って1年でフォロワー2000人を達成したり、ブログと掛け合わせてネット収益が月10万超えという人がいてすごく焦りを感じてました。

「わ〜…やっぱり俺ダメじゃん…」みたいな。

とはいえ上記のようにポンポンポ~ンといく順調な人はほんと一握りです。もちろん実力やその人なりの作戦はあるわけですが、それと同等あるいはそれ以上に「タイミング」や「運」も関わってます。
だから成功してる人を他人がマネしても再現性は決して高くないし、むしろ自分の考えや気持ちを殺して発信活動をすれば、自分らしさをなくしてしまう可能性すらあります。

だから活動にムリに勢いをつけようとして自分を見失うより、地道に自分と向き合った方がSNS上で長生きできると思うし、人生も前にすすめやすいと思います。

勢いは幻想

「フォロワーが1000人超えると、それまでの活動よりずっと楽になる」
「同じようにツイートしても、自然とフォローされやすくなるし、リプももらいやすい」
このような意見を聞いた人は多いと思いますし、ぼくも実際そうなんだろうなーと思います。

フォロワー1000人はまぁすごいことで、それだけでTwitter全体のユーザーのなかでも割と上位に入ります。

地道にコツコツ活動してフォロワー1000人いきました!という人であれば、発信の一つひとつに信念というか、「僕はこういうことをしてきました!これからはあんなことをしていきたいです!」みたいなブレないものが割とハッキリしてきます。
それは実力だったり底力だったりビジョンという言葉で表すことができるかもしれません。ここではわかりやすく「実力」とします。

一方で問題となるのは「行列をたくさんつくっちゃえばとりあえずフォロワー伸びるじゃん!!」と、実力磨きはほどほどに、人工的な勢いというか祭り的な雰囲気をつくってフォロワー1000人を達成しようとするパターンです。
たとえば頻繁なギブアウェイ企画や、記念イベント、お金配りですね。

ワッショイワッショイとすごい勢いがあるときは、野次馬も含めて勢いに人が集まります。もちろんこれもフォロワーを増やすための立派な作戦なのですが、とはいえ祭りの勢いがなくなると参加してくれてた人はサァーといなくなる危険が潜んでます。

最近の祭りだと、NFTや仮想通貨がすごく流行ってましたね。たとえば

  • 儲かるNFT作品の選び方伝えまーす!

  • このNFTのギブアウェイ企画しまーす!

  • 仮想通貨で億り人!あなたも仮想通貨しよう!

みたいな感じ。

人があなたに集まってくるのは、それを下支えする実力とは無関係の何かがあるからです。にもかかわらず、そういったものも含めて自分の実力と評価してしまうと、とても危ないです。
実際ぼくがTwitterを見てると、それまでイケイケドンドンだった人でも

  • 最近アカウント伸び悩んでるなー

  • 告知関係のツイートが多いなー

  • 他の人と似通ったツイートが多くなってきてるなー

と思うことがあります。もしその推測が当たっているなら、悩んでる人たちは「SNSをとおして自分は何をしたいんだろうか」と自分の存在を自問自答したり、もっと大きくいえば自分の人生が前にすすんでおらず、喪失感のようなものに悩んでるのではないかと思います。

カフェもおなじ

カフェなどの飲食店で売上あげるには「客単価と回転率」が大切です。
商品一つひとつの価格を上げたり、セットメニューでお客さんひとりが支払ってくれる食事代を引き上げる。で、なるべく長居せず帰ってもらって、次のお客さんを招き入れるスタイルじゃないと売上は効率的にあがらないわけです。

外に長蛇の列があるほどの繁盛店って、とりあえず食事の中身はおいといて「人気そうだし、ちょっと並ぶかもしれなけれど、行ってみようかな。」という感じで勢いが人を呼ぶ流れができてます。

商品に他店にはないような本物の味があるのなら別ですが、勢いだけでお客を呼んできた飲食店は、コロナや不況の煽りをモロに受ける可能性があります。
あるいはタピオカがそうであったようにいっときのブームで店を出店したところで、そのブームが過ぎ去ればお客さんが来ることもないでしょう。

だからすごく当たり前のことですが、不況の煽りをうけない固定客やブームに左右されない実力を磨くことは大切だなと思うわけです。

たとえばぼくが普段つかうカフェは、全席数のうち1/5はワークスペースで、残りの席でも一人もくもくと勉強してる人が多いんですよね。もはや勉強に特化したカフェです。

当然回転率は悪いだろうし、売上どうなんだろう?大丈夫なの?と気になってました。で、ぼくはというと正月でさえ朝の7時からそこでパソコンをカタカタしていたわけですが、おなじように朝から作業してる人が多いことに気づいたんですよね。

飲食店は不況のあおりを受けやすくて、コロナ流行で店じまいしたお店も多いけど、生き残るお店ってこういうことかなと。

爆発的な売上は出せないけれど、その代わりにいつでも安定して売上を出せて、身軽に次の策を打つために動ける基礎体力ができます。

ということで

SNSもおなじでいいねやフォロワー数など目に見える勢いを追いかけると、いつかどこかでムリがでます。それはトレンドの変化だったり、発信者が自分のリアルよりも背伸びしたツイートをすることによる気疲れなのかもしれません。

だからといってじゃあこれをしましょう!という具体的なものがあるわけではないですが、フォロワーさんとの関係を深めつつ長くTwitterをしていくなら、世間のトレンドや勢いづくりはいったん横に置いて、自分はどうしたいのか、フォロワーさんに何を伝えたいのかを考えると良いのかもしれないと、あらためて思ったわけです。

まぁでもトレンドを掴まえたり、勢いをつくれることは立派な能力です。ウサギのように要領のいい人はトレンドをつかまえて表に立ってドンドン呼び込みをする方が向いてるでしょうし、ぼくのようにカメな人はじっくりコツコツと自分と向き合ってスキルを身につけ思考を深めていくのが一番かなと。

ほいじゃあね٩( ᐛ )و


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